カサミラから徒歩約5分、コスパ抜群の市場風シーフードレストラン

旧市街、ガウディデザインした街灯のあるレイアール広場に位置し、かつでダリのお気に入りだった自然科学博物館の建物を
改築したシーフードレストランシーフードレストランMariscco Reial(マリスコレイアール)
その姉妹店、”Marissco Corsega(マリスコ、コルセガ) はバルセロナの新市街、カサミラから徒歩5分。

レストラン内の市場を再現したかのように並べられた新鮮な魚介類、好きなものを好きな量だけ選んで
(言葉ができなくても、指さしで通じるので便利ですね^^)
グリルかフライを選びます。
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もちろんこのほかにも通常のメニューがあり、お勧め料理は”スープパエリア”。
ロブスター(Bogavante)とCigala(ヨーロッパアカザエビ)の2種類。
素材をぜいたくに使ってじっくり煮込んだパエリア風のぞうすい。
魚のだしがきいていてと、パエリアとはまた違った食感で味わい深いです。

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何を選べばいいか迷ってしまいそうな時は、4名以上のグループであればセットメニューもオーダーできます。
セットメニューは30ユーロからで前菜・メイン(スープパエリアも選べます)デザート、飲み物がセットになっています。

実は新市街にあるお店の方が少しだけお値段がお安く(場所代?ですかね・・)、コスパもよし!
(ただ、ダリファンの方はぜひマリスコレイアールに足を運んでみてください!)
モダンでおしゃれな雰囲気のインテリアでゆっくりと新鮮なシーフードが楽しめます。

スペインのレストランの開店時間のおそさは旅行者にとっては若干悩みの種であったりするのですが
両店ともに開店時間は早く(レイアール店はノンストップキッチン、コルセガ店はランチは 時ディナーは19時30分より)
多くのレストランが閉店している日曜の夜や月曜も営業しているので便利です。

市場風カウンターでお好みのシーフードを好きなだけ!レストランMariscCo Reial

バルセロナを訪れたなら、”シーフード”はきっとガウディの作品と同じくらい”マスト”のひとつ。

海に面しているので、新鮮なシーフードがお手ごろ価格で楽しめます!
観光地としても有名な”サン ジョセップ 市場“の魚屋さんには、日本でも見たことのないような魚介類が並んでいて、興味津々です。

そんなサンジョセップ市場から程近い(というかほとんどまん前)のプラザレイアール(レイアール広場)にある、シーフードレストラン “MarisCco Reial(マリスコ レイアール)”は、ちょっと変わったスタイルのシーフードレストラン。
足を踏み入れると、一瞬”ここはレストラン、それとも魚屋さん?”と思わせるくらい、入ったところのカウンターに、ずらりと新鮮なシーフードが並びます。

お客さんはそのずらりと並んだシーフードから指差し好きなものを選んで、好みの量(これもちょっと市場の魚屋さん風:)と好みの調理方法(フライか、鉄板焼き、貝類は白ワイン蒸しもあり)を伝えると、ウエイターさんが運んできてくれるというシステム。
市場での魚を買い付けているような地元気分も味わえて楽しいシステムです。

↓こんな風に新鮮な魚介類が並んでいます。
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↓もちろんその他にもたくさんお料理はアリ。これは”イセエビの炊き込み風パエリア(Arroz Bogavante)ご自慢の一品です♪
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レイアール広場にある店舗は実は2号店。アイシャンプラ地区にある一号店が大好評だったので、2号店もオープンしたそうです。
(ちなみにトリップアドバイザーでもなかなかの評価です。
トリップアドバイザー”MariscCo Reial”はこちら

シーフード料理がおいしいのもさながら、ダリのお気に入りだった自然博物館を当時の面影を残したまま改築した店内やガウディのデサインした街灯を目の前にするテラス席、アートな気分にもどっぷり浸れます。

サンジョセップ市場で気になる魚?をチェックしたあと、MariscCo Reial(マリスコ レイアール)
アートな気分に浸りながら、おいしくいただく・・・バルセロナの幸を満喫できるレストランです。

レストラン MariscCo Reial(マリスコ レイアール)

住所  Plaça Reial 8  (レイアール広場8/ サンジョセップ市場の近くの大きな広場です。)

サグラダ ファミリアの見えるテラスから6人のシェフが日本を応援!

サンジョルディの日も、サグラダファミリアで日本の震災からの復興を応援するイベントが行われましたが、さすが親日派の多いバルセロナ。

今度はバルセロナに旅行した方でも気軽に訪れることができるチャリティイベントが、ホテルコンデス デ バルセロナのテラス”Alaire(アライレ)で行われます。(サグラダ ファミリアやカサミラが見える、とても素敵なテラスです!)

↓Alaireからの眺め、夕方時にはこんな感じでサグラダファミリアが見えます。夜はライトアップが!

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ミシュラン2つ星レストラン、”Lasarte(ラサルテ)”やLasarteのシェフ Martin Berasateguiがプロデュースした”Loidi(ロイディ)”をホテルに併設するコンデス デ バルセロナらしく、それぞれのレストランを代表する若手シェフを含む6人のシェフたちがが”日本”にインスピレーションを得たタパスを振舞う”復興応援チャリティディナー”。
イベントの利益は全て日本赤十字に募金されます。

タパスのほかにも、協賛企業からのいろいろな”サプライズ”が振舞われる予定。
バルセロナの初夏の夜を満喫できそうな”日本応援イベントです。
詳細は

日時:5月30日 20時より22:30分まで
場所:ホテルコンデス デ バルセロナ“Alaire” (住所:Calle Mallorca250)
値段:一人 25ユーロ

ちなみに、予約はメールrrpp@hotelcondesdebarcelona.com (英語でもだいじょうぶなはず・・)が一番確実かと思います。

ちなみに、このイベント以外でもテラス Alaire(アライレ) では水曜から日曜まで、ミニコンサートが行われています。ガウディの夜景を楽しみながら、バルセロナの長い夏の夜を楽しむのには”マスト”な場所。ぜひお勧めです!

マルコポーロの終着点はバルセロナ?レストランSikkim

ちょっと前からバルセロナのレストランの主流”地中海創作料理”。

レストランごとそして季節ごとに、お料理のレパートリーが違うので、いろいろ試せてなかなか楽しいです。

最近は、オリエンタルブームもあり、多くの地中海創作料理レストランで、日本風の食材や味付けのお料理に出会うこともしばしば。
日本食命!とまでいかなくても、一般的に脂っこくて重いスペイン料理に疲れ気味の私にとっては、うれしい限りです。

そんな地中海創作料理レストラン、もちろんゴマンとあるので、それぞれのレストランの”腕と個性”で勝負、という感じで、”変り種”として最近足を運んだのがレストランSikkim(シッキム)です。

なんでもマルコポーロにあこがれたオーナーが、マルコポーロの旅路をたどり、そこでであった味たちをバルセロナで手に入る食材で再現したのがこのレストランのお料理。

レストランのインテリアも、オリエンタルと洋風な感じが混ざり合って、神秘的な雰囲気。
おまけに行った日が木曜、で”バラの日”だったので机の上がバラの花びらでいっぱい。なんだかニクイ演出です:)

お料理はベジタリアンを目指す私でもトライできるものがいっぱい。
オリエンタルなスパイスは効いているものの、油は少なめだったのも、ひそかにうれしかったり・・。

↓シーフードと野菜のブロチェタス(串焼き)

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↓マルコポーロがタパスをセレクトしたら・・・こんな感じ?
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↓こちらは”キューバンチョコレートケーキ”でした。マルコポーロってキューバも通ったんだったっけか・・と思ってみたり・・・。
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旅の終盤、そろそろ、あっさりしたものが恋しくなってきた、でもスペイン料理はやっぱり捨てがたい・・
というときに、オプションとして、ぜひ☆
おすすめは木曜!バラの花びらに囲まれた贅沢なディナーが楽しめます!

Restaurante Sikkim(レストラン、シッキム)
住所:Plaza Comercial 1 (ピカソ美術館そば)

今年もそろそろ・・・

今年は異常気象?で三月に入っても肌寒い日が急にやってきたり、雨の日が続いたり・・・と、なんだかまるでバルセロナじゃなくてロンドンにいるような気にさせられることも。3月の末といえば、例年だとかなり暖かくなって、半そでの人もちらほら、でビーチは日光浴をする人でかなりにぎわうのですが・・。

でも天気予報によれば、そんな気候もそろそろ終わりのよう。今週は気温が20度近くまで上がる日もあるようで、そろそろ本格的に春の到来、のようです。

春、といえばビーチ!夏になると日差しが強すぎるのと、混雑しすぎでバルセロナ市内のビーチにはあまり出る気がしないのですが・・・。この時期はまだ日差しもそこまで強くなくて、人も”混雑”とまではいかないのでゆっくり、散策や海辺のカフェやChringuito(こっちでいう海の家のようなもの)ですごすにはもってこいの時期です。

もちろん中心街から一番近いバルセロネータ海岸もいいのですが、観光客が多くてかなりにぎやかな感じ。もう少し足を伸ばしたところにある(といっても地下鉄で5駅くらい)のボガテル海岸は、どちらかといえば地元の人の割合も多くなって、ぐっと落ち着いた雰囲気に。バルセロナの海岸の中でも”安全な海岸”として知られています。

カクテルやタパスの楽しめる砂浜のChiringuito(チリンギート)、Vaimoanaをはじめとして海の風景を楽しみながらゆーっくりできる場所も充実。

↓ボガテル海岸、例年の3月の半ばなら、こんな感じなのですが・・・
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バルセロナの春は短いので・・そろそろ今週末あたり足を伸ばしたいなぁ・・と計画中。
今年は春を飛び越して、冬から夏・・・なんてことになりませんように・・^^;

Bogatell 海岸への行き方
地下鉄4番線、Llacuna駅下車徒歩約5分

Chiringuito: Vaimoana
住所: Av. Litoral s/n (ボガテル海岸内)

タクシー送迎完全無料!太っ腹なキャンペーン

おいしいパエリアが地元でも定評があり、夏は予約いっぱいのレストラン、Ca La Nuri Playa(カ ラ ヌリ プラヤ)とその姉妹店、シーフードタパスバルレストラン Salamero78 4月18日まで太っ腹なキャンペーン・・・・、なんとホテルまでタクシー送迎完全無料!です。

具体的には、前もってレストランに予約をしておくと、ホテルまで予約の時間の前にタクシーが迎えにきてくれて、食事が終わったあとはタクシーでホテルまで送ってもらえるというもの。
タクシー代はレストランもちです。

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まだ春先なので、混雑シーズン前のキャンペーン、といったところでしょうか。

確かに夏場は海沿いをゆっくり歩いてレストランに向かうのも気持ちいいのですが、今年はまだまだ冬のような気候がつづいているので、このサービスはかなり便利。

またホテルの入り口まで迎えに来てくれて、帰りもホテルの入り口まで送ってもらえるので、ちょっと夜遅くなっても安心。ゆっくりとスペイン時間の食事を楽しめそうです。

もちろん、まだ人のまばらな春の海の風景は風情たっぷり。いまなら海の見えるテラス席でばっちりおいしいパエリアやシーフードタパスの食事が楽しめます。

お得なキャンーペーン、ぜひ大活用してくださいね!

利用方法:
下記のリンクからそれぞれのレストランの予約をし、コメントにホテルの名前をご記入ください。
当日タクシーがホテルまで迎えにきてくれます。

Ca la Nuri Playa(カ ラ ヌリ プラヤ)の予約はこちらから

Salamero78(サラメロ78)の予約はこちらから

アペリティフは世界遺産☆レストランMirador(ミラドール)

ガウディとならぶモデルニスモ建築の大御所、ドメニク イ ムンタネールの代表作であり、世界遺産に指定されているカタルーニャ音楽堂(Palau de la musica)

サグラダファミリアに負けず劣らずの芸術度・完成度の高さ(あ、サグラダファミリアはまだ未完成でしたね・・)は、訪れる度にため息がでます。

この世界遺産のカタルーニャ音楽堂の中にあるレストランがレストラン Mirador(ミラドール)です。レストランの内装はモダンなモデルニスモ様式。そしてなんといっても、Mirador(ミラドール、展望台)の名前の通りカタルーニャ音楽堂の眺めを楽しみながら食事ができます…。

↓モザイクの壁がきれい

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私はまだ、敷居が高い気がしていったことはないのですが、この間行かれた方が、お料理やレストランそのものもさることながら、サービスのよさに感激してらっしゃいました…。

なんでも82歳のお母様とのはじめてのバルセロナ旅行。旅行の最終日にこのレストランを訪れられて…そろそろ日本食が恋しくなっていたので、白いご飯とあっさりとした味付けのものを食べたいとお願いしてみたところ…。なんと、コースのお料理をお醤油で味付けして、炊き立ての白米もちゃんと出てきたそうです。

サービスも”世界遺産の中にあるレストラン”の名前負けしないこのレストラン。
和風にアレンジされたカタルーニャ料理(それも、世界にたった一つだけのお料理ですよね)きっとすごくおいしいかったはず。

日本でこんな風に”お料理パーソナライズ”してもらうと、かなりお値段がかかりそう^^;

世界遺産とともに、贅沢な空間で贅沢なお料理とサービスが味わえる、バルセロナの中でも貴重なレストランですね。人気のバスク料理レストランIRATIもプロデュースするManuel Gimenes氏がお料理を担当。お値段はワイン込みでコース(5皿)59ユーロなので、すべてを考えるとコストパフォーマンスはかなり高い!

私もちかじかトライしてみたいと思います♪

レストランテ Mirador(ミラドール)
住所:Palau De La Música 4-6

ワインのミュージアム、70種類以上のワインが楽しめるヴィノテカ トレス

突然気温が下がったのでちょっと体がまだ適応しきれていないような気がする今日この頃・・・。

暖かい日がつづいていたので、バルにいっても相変わらずビールのカクテル、クララを頼んでいたのですが、やっと飲み物も模様替え。寒い時期はやっぱり体をあっためてくれるワイン、とくに赤ワインが一番です。(ポリフェノールもたっぷりだし)

といってもスーパーにいけば大量種類のワインに圧倒されいつもどれを買ったらいいかわからず、”あー試飲できればいいのになー”って思わずにいられません・・・。
そんな”ワイン音痴”にぴったりなお店を発見。

カタルーニャ地方のワイン会社Torres(きっとスペインワインを飲まれたことがあるならおなじみのブランドかも。ボトルに小さな闘牛のマスコットがついてきます)がオープンしたワイン専門店&ワインバル Vinoteca Torres(ビノテカ トレス)Vinoteca Torres(ビノテカ トレス)では購入ももちろん、その場で70種以上のワインをグラス一杯から試飲することができます。(一杯3ユーロからと値段もお手ごろ)

レストランとバルを併設したこのワイン専門店、お料理はピンチョスで有名なIRATI(地球の歩き方の読者のかたならきっとおなじみのはず)やSagardiのレストランのシェフが担当しているので、味は保証付き!ワインにぴったりなシンプルなタパスやスペイン料理が楽しめます。

ワインのボトルで飾られた店内、シックで高級感たっぷり。見ているだけでなんだかワイン通になった気分に・・・(となんと単純な私)

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カサ ミラやカサバトリョからも徒歩で約1-5分。ブランドのお店の並ぶパセオデグラシアにあるので、寒い日の観光やショッピングの途中に、ちょっと寒さしのぎの一杯、にぴったりです♪

ヴィノテカトレス
住所 Passeig de Gracia 78
(カサミラからはほんとに徒歩1分です)

恐怖?のクリスマス・・・

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↑今年は日本語でも”メリークリスマス!”

クリスマスまであと残すところ約2週間。

やっぱり、一年の一大行事だけあって、街はクリスマスムードたっぷり。週末もどこにいっても人でいっぱいという感じです。
地元の人にとっては24、25、26日とお休み、(24日は営業しているところもありますが・・)さらに今年は27日が日曜にあたるので4連休になる人も・・。

ただ、逆に旅行者にとってはまさに”恐怖”のクリスマスです。
というのも、たとえ日曜日も開業しているような場所でもこの日だけは例外で閉店してしまうんです。美術館や博物館も25日、26日は結構しめてしまうところも多いようで、ちなみにサグラダファミリアも25日は午前中のみ、だそう。
レストランも開いている場所はファストフードか中華料理屋さん(中国人の人はクリスマスを祝わないよう)くらい。ちなみに26日も”サンエステバンの祝日”なので小さなレストランはほとんど閉店です。

たしかに25日例年バルセロナの街はほんと”しーん”(だいだい24日の夜くらいから急に静かになります)。ただこの静けさ、旅行者にとってはちょっと困ったもんです・・・。

↓中心街の様子、ライトアップもきれいですが・・・この人ごみ・・・渋谷並です。

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ということで、25日、26日に開いているお店やレストランをちょこっと紹介しておきます。

25日開業しているお店とレストラン
●タパスバルel puchero de baralantra (住所 Calle Muntaner 103.ガウディの建物からも歩いて15分くらいの場所にあります)

●レストラン Cafe de la princesa Cafe de la princesa ランチ営業のみ(住所 Calle Sabateret 1-3、ピカソ美術館のすぐ裏側です。)

●ショッピングセンターMaremagnum通常通り夜10時まで営業。心強いです!

●セレクトショップ Cafe de la princesa(住所Carrer dels Flassaders 21 )レストランと同様16:00まで営業です。

26日に開いているレストラン上のお店、レストラン以外にも26日開いているレストランは、
●レストランテMirador
(住所:Palau De La Música 4-6)世界遺産であるカタルーニャ音楽堂の中にあるレストラン。ゴージャスな雰囲気たっぷりです。

ビノテカ トレス(住所:Passeig de Gracia 78 、ガウディのカサミラすぐそばです。):ワインのトレス社のワイン&タパスバー。ワインのミュージアムみたいです。

Tasxidermista(タキシデルミスタ)(住所:Plaza Reial 8)

ということで、できれば絶対訪れたい観光地などは、25日以外に訪れておくほうがいいかも、です。グエル公園はもちろん開いているのでゆっくり公園散策なんかもいいかもしれません…。(今年はとってもあったかいので・・・)

アートファンならマスト!ミロやダリのお気に入りの場所

何を隠そう、私の大学時代のアメリカでのマイナーは”アート”。自分の才能のなさすぐに気がつき、アートを生業にはしようとまでは思わなかったのですが・・・バルセロナを生活の場所として選んだのもそんな大好きな”アート”がいつも身近に感じられるから。もちろんイタリアやパリでもそうなのかもしれませんが・・・バルセロナの独特の明るい色使いの、街中の芸術作品は私をいつも元気にしてくれます。

とくに私の大好きなミロと同じ街で暮らせている、というそれだけでも幸せな気分に浸れます・・・。
(と、ピカソ美術館で忘れられがちなんですが・・・モンジュイックのミロ美術館、はバルセロナにいらっしゃったらぜひ訪れてほしいスポットです。日本で紹介されている暗い色のミロの作品ではなく、きれいな地中海の色使いの無邪気な彼の作品が楽しめてリラックスできる、一押し美術館です。)

そんなわけで”ミロがいったことがある場所!”なんていうとすぐに飛びついてしまう私。ミロがなくなったのはほんの数十年前なので、バルセロナには結構”ミロ出現スポット”があちこちあったりします。

今回発見した”ミロスポット”はガウディがデザインした街頭でも有名なプラザレイアール(王の広場)にあるタキシデルミスタ、というレストラン。このレストラン、周囲のレストランに比べると建物が古い・・・とおもいきや・・・建物自体がたてられたのはもう200年前だそう。ルネッサンス様式の建物には”自然博物館”の看板がそのまま残っていてなかなか、もうそれだけでも絵になる風景です。

そして、この”自然博物館”はミロやダリが気に入ってよくおとずれていたそう。特にダリは彼の作品に使った”アリ”なんかはこの自然博物館で作ったものだそうです。

うれしいことに、内装はそのころのままにのこされていて風情たっぷり。(自然博物館なのにすごくモダンでさすがバルセロナです。)となりにダリやミロがふと、座っていそうなそんな空気が流れています。

↓タキシデルミスタの風景、なにもしなくてもこんな風に絵になってしまう場所です。

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お料理はタパスそしてカタルーニャ料理が楽しめて、もちろんおいしい!(とバルセロナではおいしくないものに出会うことのほうが難しかったりするのですが・・)夜な夜ないろんなレストランにでかけている、友人のディエゴも気に入って最近はもっぱらタキシデルミスタに通いつめているほど。(私はあまりグルメではないので私の意見は別として・・・)

カフェとしての利用も可能なので、ガウディの街頭を見学がてら、一杯カフェをしながらダリとミロとお気に入りの空間を時間を越えて共有・・・。”やっぱりバルセロナにいてよかった”って思える瞬間です。

レストラン Taxidermista(タキシデルミスタ)
住所 Plaza Reial 8
ホームページ:http://www.taxidermistarestaurant