バルセロナのパエリア事情

(←”Arroz Negro” イカ墨ごはんは口が真っ黒になってしまうのがわかっていながらも、いつも頼んでしまうお気に入りの一品です)
スペインの代表的なお料理”パエリア”ただカタルーニャではメインなお料理ではないようで、(パエリア自体はもともとバレンシアのもので、バレンシアの人に言わせて見ると日本でおなじみの”シーフードのパエリア”はありえないそうです。私的にはパエリアといえば”えび”を思い浮かべてしまうのですが)どのレストランでもいちおうメニューにはあるのですが、たまに冷凍のパエリアを暖めただけのものが出てきたりすることもあってがっかり・・・
なこともあったのですが、友達にレストランCastell de Xativa(住所Calle Valencia 360)に連れて行ってもらってからは、私のバルセロナの”おいしいパエリアが食べられる店”にすぐリストアップ!

このレストランはお米料理専門店でパエリア以外にArroz Negro (イカ墨ご飯)やFideu(カタルーニャ料理の代表的な一品で短いパスタを魚介類ととも料理したもの、お勧めです!)もとてもおいしいです。

お得なのは、お昼のランチのセット(前菜とパエリア,デザートと飲みもの)で15ユーロ前後、夜は大体一人25ユーロくらいの予算でおなかいっぱい食べられます。
こじんまりとした庶民的なレストランで平日の夜は比較的すいているのですが週末のお昼時には行列ができるほど。カサ・ミラからも徒歩10-15分くらいです。

  

金曜日はタラソセラピー☆


(← みえにくいかもしれませんが・・・うちのジムにはってあるおそらく気功のクラスの告知のポスター、カタカナで”ヒターノヒメノ”と書かれているんですが、まったく意味不明・・・っていうか誰も読めないでしょ・・・って感じで。なのに一番入り口の目のつくところにはってあって、たぶん、ポスターを貼った人のお気に入りなのかしら。)
バルセロナで暮らし始めてから、東京にいたころに比べるとずっと”ストレス”は少なくなったとは思うのですが・・・それでもやっぱり金曜の午後はぐったり。で金曜会社が3時に終わるのをフル活用し金曜午後はリラックスに専念!と決めています。最近のおきまりはジムでのヨガのクラスとジムにある海水のプールでゆっくり・・・・。私の通っているジムは公共のジムなのですが、プールが10個(と、正確に数えたわけではないのですがとにかくいっぱい!)とそのうちいくつかは海水のプールなのです。うれしいことに海水のプールでは水圧でマッサージができるしくみになっていて、”ミニ・タラソセラピー”です。

サウナもドライサウナとスチームサウナの2種類あり、もちろんジャグジーも。と公共のジムとは思えないほどの設備でしょ?平日は夜中の12時まで開いているのもうれしいです。

ビジター利用も可能です(1回10ユーロ)。ミニタラソセラピーとサウナで週末にむけてエネルギーリチャージばっちりです♪

Poliesportiu Maritim (住所:Passeig Maritim 33)

焼き芋♪やきいも♪

11月も終わりに近づき寒さもだんだん本格的になってきて、寒がりの私にはつらーい時期のやってきた・・・という感じなのですが、そんな寒がりの私が楽しみにしている数少ない冬の風物詩が”焼き芋スタンド“です。

実は小さな頃、焼き芋屋さんのトラックの気配を感じた途端、家の2階から全速力で焼き芋を買いに走っていたほどの(それも毎日)”焼き芋ずき“な私。

なので、初めてバルセロナで焼き芋屋さんを発見したときはほんと感激!

こちらでは焼き芋はBoniato と呼ばれていて、日本の焼き芋よりも色が濃くって口当たりはかなりまったりした感じです。だけどやっぱりおいしい!大きさによって値段は違って結構大きめのものでも2.5ユーロくらい。

バルセロナのあちこちでこの時期になると出現する焼き芋スタンドは一緒に焼き栗(Castanas)も売っていて、これもほかほかしておいしいです。
ほくほくの焼き芋をほおばりながらのクリスマスのウィンドーショッピングはこの時期ならでは、で幸せを感じる瞬間です☆
やっぱり冬が寒いから焼き芋もおいしい!んですもんね。といいつつ、でも寒がりからは卒業できそうにないです・・・。

クリスマスイルミネーションが始まりました!

今週にかけて寒波がくるそうで・・・しばらく温かい日が続いていたので、今年も暖冬?と安心していたのですが・・・もうすでに昨日とくらべて5度近く気温が下がったようです。本格的な寒さとともに今年もクリスマスイルミネーションが始まりました!毎年、通りによっては違うデコレーションが施されたりするので”今年はどんなデコレーション?”と、寒がりな私でさえも、夜の散歩をするのがとても楽しいです☆

セビジャーナスを踊るなら

アンダルシアからの移民の多いうちのご近所さんからはよく聞こえてくるものの、バルセロナではフラメンコはどちらかといえば”マイナー”です。“どんな音楽が好き?”とたずねられ”フラメンコが好き“と答え、なんどか〝え?”みたいな顔をされたこともあり・・・。どちらかといえばバルセロナの人にとってはフラメンコは日本でいうところの”演歌“(確かに歌詞は演歌っぽいのですが・・・)みたいな位置づけのようで、フラメンコを見るとなるとどうしても”いかにも“という感じの観光客向けのお店にならざるを得ないのですが・・・。
ところが、なぜか土曜のディナーの2次会は”セビジャーナス”。両親がアンダルシア出身でフラメンコ事情に詳しい友人が連れて行ってくれたのはLos Juanele(住所:Carrer ‘d Aldana 4,最寄地下鉄駅はParallel)というセビージャーナス・クラブ?(と要はセビージャーナスが踊りたい人が集う場所・・です)。大きな看板がかかっているわけでもないし、おまけにドアも鍵がかかっていて、ノックしないと入れないのですが・・・。一歩足を踏み入れるとアンダルシアな雰囲気満点で、たくさんのおじさま、おばさまたちが楽しそうにセビージャーナスを踊っていました。

バルセロナでセビージャーナスを踊ってみたい方はぜひ!(と別に踊らなくても普通に飲み物を飲むだけでももちろんOkです。)

はじめてのカラコレス(かたつむり)

虫を食べることに抵抗があるわけではないのですが、なぜか今まで食べたことがなかったスペイン料理の定番”カラコレス(カタツムリ)”。スペイン滞在4年目にして初めて口にしてみました。
レストラン”La Tomaquera”はParallel(パラレル地区)にある老舗の家庭的な雰囲気のするレストランです。地元の人に人気があるレストランらしく、この日もレストラン前には行列ができていて結局1時間ほど待ちました。

だけど待った甲斐あり、でお料理は全部家庭的でおいしかったです。今回オーダーしたのはCaracoles especiales a la tomaquera (カタツムリ”Tomaquera”風)、Entrecot (ステーキのロカフォートチーズソース添え)、Ensalada especial a la tomaquera (Tomaquera スペシャルサラダ)

カタツムリそのものには味はなくてでもベースになっているトマトソースがほんと絶品!でした。ちなみにステーキは巨大・・・・。
今回は頼みませんでしたが、もちろん定番のハモンやちょっとしたタパスもあります。

一皿一皿の量が大盛りなのであまりたくさんのお料理をたのむことができなかったのですが、今度行くときはもっと大人数でそしてもっとお腹を減らしていかないと・・・。

渋滞の原因はクリスマスデコレーション

通勤時間とお昼時はだいたい道路が渋滞するのが予想できるので心がまえはできているのですが・・・
(と、人一倍”いらち”な私にとっては待ち時間は相当苦痛なのです・・)今日に限って、サンツ駅の近くの交差点で大渋滞・・と大ゲサかもしれませんが信号は青なのに車がぜんぜん前に進まない・・。また事故でもあったか、だれかが道のど真ん中に車を駐車してどっかにいってしまったのかな・・(だったら警察に電話してやる!)とバイクの特権を使って車と車の間を通り抜けながらやっとのことで交差点を切り抜けると・・・渋滞の原因解明!通りにクリスマスのライトアップを飾り付けるためのトラックがみちをふさいでいたのでした。まだライトアップは始まっていないのですが、12月に入るととバルセロナの通り中クリスマスのライトアップが始まりとってもきれいです。

楽しそうに飾り付けをしているお兄さんたちをみていると、イライラした気持ちも消えてしまいました。っていうかせっかくクリスマスデコレーションしてくれてるんだもん、感謝しないとですよね。