本格観光シーズン到来!あらためてバルセロナの治安について

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明日から4月、サマータイムもはじまりやっとバルセロナも本格的に暖かくなってきたようです。

今週はイースターもあってか一気にバルセロナにも観光客が増えた気がします。

さて、旅先でもっとも気になるテーマのひとつ‘治安‘。バルセロナは比較的治安が良く、夜遅くまで特に問題なく
街歩きを楽しめる場所ではあるのですが、先日もとある日本の番組で、‘ヨーロッパ一(だったか世界一だったか・・^-^;)
スリの多い街‘という、不名誉な呼び名をいただいてしまったようで・・。

スペインの経済は数年前より状況がよくなったものの、世界中から一年を通じて絶えず多くの観光客がおとずれるバルセロナ。
残念ながら、それをお目当てにするスリの数は減ったわけではないようです。

数が多いのは残念ではあるのですが、`気がついたら財布がなくなっていた‘という感じで
強盗のような形でこちらに危害を加えられるケースはめったにないです。(ただあのスリのテクニックには本当に関心させられますが・・・)
スリに合うのはもちろん気持ちの良いものではないのですが・・・、少なくとも身の安全は保障されているのでその点は安心なのかとも思います。

毎年のようにスリの手口は多様化しているので、最近、知り合いなどから聞いたケースと気をつけるべきことをシェアしておきますね。

1・大きな荷物(トランク、ベビーカーなど)を持っているときはできるだけ公共の乗り物は避けること。
どうしても荷物の移動に気を取られがちになってしまうので、注意が散漫になりがちです。
またスリからしてもマークしやすいよう。よくあるのが、荷物を運ぶのを助けてあげるふりをしたスリ。
以前も地下鉄で、ベビーカーを押しているカップルが地下鉄に乗るのを助けてあげてた人が実はスリだった、
というのを目の前でみたことがありました。(カップルが地下鉄のドアが閉まって助けてあげた人がいなくなってから
お財布がないことに気がついたようでした・・)

どうしても、というときは貴重品はコートの下のバッグの中にいれるなど、万全の注意をしてください。

2.スリの対象になるのはお財布だけではない
とくに最近多いのが‘アイフォン‘です。スペインでは中古でもいい値段で買い取ってもらえるのか、地元の人でもアイフォンを
取られたという話はよく聞きます。あとはカメラ。
レストランなどで机の上に置きっぱなしにしないように・・。

3.署名を求めてくる人に注意。
とくに噴水ショーのあるモンジュイック公園でよくみかけます。(警察も知っていてしょっちゅう取り締まっているのですが一向になくならず・・)
署名をしてくれと、ボードとペンをもって近づいてくる人たちが数名。
私自身もなんどか尋ねられたことがあり、もちろん一度も対応はしたことがないのですが(結構しつこかったりするのですがいつも完全に無視です)
この間、運悪く相手にしてしまい、スリの被害にあったとのこと。
サインに注意をそらしている間にバッグの中の貴重品をとられてしまったそうなのですが、本人はしばらくきがつかなかったそうです。

一番の対策はやっぱり‘現金はできるだけ持ち歩かない‘こと。
ほとんどの場所がクレジットカード対応していますし、カードならば盗難にあっても最悪とめればなんとかなります。
(あと最近のカードはICチップがはいっていて使用に暗証番号が求められるので、カードの使用にパスポートの提示を求めるお店も以前より少なくなった気がします。)

バルセロナは治安は決して悪くはないですが・・、気は抜きすぎず‘貴重品からは決して目を話すことがないよう、楽しい旅をしてくださいね♪

↓毎年この時期になると、お菓子屋さんのウインドーをにぎわせるイースターエッグ。サッカーボール型のものも^^

バルセロナの治安:テラスとIphoneには要注意!

今年は若干夏の訪れが遅かったものの、バルセロナも夏真っ盛り。

そしてテラス真っ盛り^^の季節です。

天気もよく日本よりも湿気も少ないので、特に夕方から夜にかけてテラス席に座って、少し涼しい風を感じながら、お茶したり食事をしたりするのはとても気持ちよく、この季節ならでは。

ただ、テラス・・・ということで室内よりも、スリに狙われやすかったりするようで早速この間被害にあってしまったので(苦笑)気をつけていただきたく、シェアさせていただきます。

中心街の大通りのテラス席でお茶をすることなんていまとなってはめったにないのですが、その日はたまたま日本から知り合いがいらっしゃり、バルセロナの一番のメインストリート、パセオデグラシアにあるとあるタパスバルのテラス席で軽い夕食をとることに。

すっかりおしゃべりに夢中になってしまい、知り合いの方がうかつにも日本から持ってきていらしていたアイフォンをテーブルの上においていらっしゃったんですね。

ただ、とくに何事もなく・・(クラブのフライヤーを私にきたちょっと怪しげなおじさんくらいかな)最後お会計をしようとおもったら・・・アイフォンが見つからない・・・。いろんなところを探し回ったのですが、見つからず。

思い当たるのはフライヤーを持ってきた怪しげなおじさんのみ。どうも私たちがフライヤーに気をとられている間にすばやくアイフォンを持っていたらしい。職人技でした。

レストランの人いわく、”携帯電話は絶対机の上においてはいけない”(ってそんなのとられる前に言ってよ・・それか机の上に張り紙してほしかった・・・)

携帯電話のみならず、テラス席はかばんなんかの手荷物も絶対目を離さないように・・。

そしてアイフォン!こちらの地元の友達も含め、かなり被害にあっています。スペインでは高く売れるらしく・・。今回はひったくりではなかったのですが、地下鉄でひったくられたというのは何度か耳にしました。

バルセロナ決して特別治安は悪いわけではないです。ただスリはほんとうに多いようです。(でも、こそっともっていく人たちなので、怖い顔していたらまずよってきません。

そして、手荷物には要注意のうえ・・・この季節ならではのテラス席も存分に楽しんでくださいね!(テラスで食事をするときは荷物は最小限で!)

 

スリの手口と予防方法

日本では大変なことになっているようで・・・遠くにいるので、なにもできず(募金くらいしか・・スペインで節電をしても仕方がないので・・)申し訳ない気持ちになります。ひとりでも多くの方のご無事とそしてなくなられた方へのご冥福をお祈りします。

さて、以前書いた”偽警官”の記事に対して、”元バルセロナ住人”さんから貴重なコメント(ご指南?)をいただいたので紹介させていただきます。(若干、編集させていただきました)

以下、”元バルセロナ住人”さんコメントより

私の経験談ですがもし参考になればと思い、コメントさせていただきます。2年前のことですがバルセロナの空港に到着したときのことです。現地の友人(カタロニア人)が空港のタクシーランクまで車で迎えに来てくれました。
私はカバンをいつものように斜めがけにしてすぐにスーツケースもトランクにいれたのですが彼女は車のブレーキランプの調子が悪く家で直したかったのだが私を待たせると悪いので直さずに来たといいその場でブレーキランプの調子をチェックし始めました。その後、鞄を運転席に置いたまま、ごみを捨てるために「車に乗って待ってて」といって数十メートル離れたゴミ箱へ走って行ってしまいました。

すぐに車に乗ろうとするとどこからとも無く松葉杖をついた男が現れxxからの到着便は何時につく?などというわけのわからない質問をしてきました。無視して車に乗ろうとするまでには友人が走って戻ってきました。一瞬のうちにその男は消え、あれ?と思う間の無く彼女が「私のカバンがない!」と大騒ぎ。
やられました。

話しかけて私の気を引いたほんの一瞬の隙に車道側から誰かが運転席側のドアをあけカバンを盗ったのです。
私はパスポートなどは首からかけるタイプの貴重品入れにいれていてたとえカバンを盗られても貴重品はほとんど入っていない状態だったのですが(いつも狙われるから到着前に飛行機の中で準備します)彼女のカバンにはカメラ、ホリデイの写真が入ったメモリーカード(現像しようと全ていれていた)、お財布といろいろなカード類、もちろんIDカードもそしてたまたま現金を500ユーロぐらい家族から返してもらっていたので持っていたのです。 
すぐに空港の警察に行ったのですがいかにも面倒くさいという態度と、挙句の果てにはその松葉杖の男は今日の午後ずっと空港にいたなどと警官が言うのです。(おかしいと思ったり職務質問はしないのでしょうか?)
警察がこんな状態だから軽犯罪の天国になるのでしょう。

元バルセロナ住人さんからの”防犯”アドバイス

-カバンを斜めがけに持ち、ジッパーが体の前に来るようにしてその部分は手をかけています。(以前ジッパーを開けられた経験上からのトラウマかも?) 怪しげな人が近づいてきたときや話しかけられたときはまずカバンをしっかり握ることで相手も諦めるようです。スリとしても当然隙がある人を狙った方が楽でしょうし。

-日本人に話しかけてくる人などいないという前提でこちらに話しかけていても止まりも振り向きもせずに無視に限ります。
わからないというふりをもしている間に(振り向いたり気を取られた間に)すりはすっていきます。

松葉杖も思えば同情か関心をひく為の小道具だったのだろうし(あっという間にいなくなりましたから)彼らは私たちをどこかから見ててチャンスを窺っていたことは間違いないと思います。

-たとえぶつかられても話しかけられても無視、ぐらいの方が安全ではないかと思います。日本人が礼儀正しく、また相手が困っているようなら簡単に無視をしないということをすりは十分承知の上だと思います。

滞在中ににせ警官の被害もよく聞きました(バス車内などで)が2年住んだけれど本物の警官に話しかけられたことなど一度もありません。まずありえないことと思ってよいかと思います。バルセロナはとにかくとても魅力的な街、すりのパターンを前もって知っておいて対処法をわかっていれば被害は十分避けられます。すりはやみくもに狙うのでなくまずターゲットを見つけてこちらの一瞬の隙を狙ってくるので隙を作らないということが大切だと思います(経験上)。皆様が安全で楽しい滞在をされますよう望んでいます。

以上、長いコメントにお時間を裂いていただきどうも有難うございました。

鞄は確かに、私も斜めがけで、(両手があくので)貴重品の入るうちポケットのついたものを常に使用しています。いくらなんでも内ポケットのファスナーまでは開けることができないと思うので・・。

あとは道を尋ねられたりしても無視、です。こちらに長くすんでいる私ですら、犬を連れているとき以外は、道を尋ねられることはありません。なのであきらかに”観光客”とみられる人に、現地のまともな人間が道を尋ねることはありえないと思います。

”備えあれば憂いなし”。バルセロナは防犯対策さえしていれば、存分に楽しめる街だと思います!皆様も、準備万端でバルセロナを満喫してください!

ニセ警官再注意報!!!

ついこの週末、知り合いが、”ニセ警官”の被害にあい、土曜の午後半分を近所の警察の建物で過ごしました。
警察に”犯罪証明書”をもらいに行くと、被害にあった人の長蛇の列にちょっとびっくりしましたが・・(ニセ警官だけでなく、とくに”地下鉄・駅でのスリ、引ったくり”が相当増えているようです。)

今週にはヨーロッパで一番大きな携帯電話の展示会も行われるし、日本からバルセロナに訪れる方もたくさんいらっしゃると思います。また、ニセ警官の手口がますます巧妙になってきているので、”再警報”の意味も含めてブログに書かせていただくことにしました。知っているのと知らないのとではかなり違いますし、知っていれば避けることができる被害なはずなので。
(警察にいったとき、”私が翻訳するから、ぜひ日本語の注意書きを、可能な限り配ってほしい”と頼んだのですが、聞き入れてもらえなかったので。こんな状況を前にして、なんの力にもなれないのは悔しい気がします。)

ここ数年、”ニセ警察”による現金、およびクレジットカードの盗難被害がかなり増えているようです。手口はこんな感じです。

1.基本3人組で、まずそのうちの一人が、道でなにかを落としたり、あるいは道を聞くフリをして地図を持って近づいてきます。(基本は英語、薄汚い格好をしている場合が多いそうです)

2.親切に教えてあげようとすると、いきなり二人組みの警察が現れます。ニセの警察手帳のようなものをすばやくみせてソレらしく振舞います。

3.二人組みの警察は、最初に話かけてきた一人と”友達か”とたずね、そのあとに、”麻薬所有の検査をするからパスポートと財布を見せろ”といいます。

4.パスポートと財布を見せる(向こうが財布を手に取ります。)と、巧みに札やクレジットカードを抜き取ります。(これは、よくみていても札束を抜き取られたことにきがつかないくらい巧妙だそうです。)

5・その後に財布とパスポートは戻してくれます。(ただやり方がかなり巧妙で札束を抜き取られたことは見ていただけではわからないそうです。なので被害にあった側はなにもなかったと思ってしまうことがほとんどだそうです。)

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.巧みにクレジットカードの暗証番号を聞き出すこともあるようです。(何があっても絶対に暗証番号を教えないでください。うその番号を言って逃れるのもありかもしれません)。またクレジットカードの表裏の写真を携帯電話などですばやく撮影し、悪用されることもあるようです。

7.ニセ警官たちはかなり足早に、反対の方向に去ってしまいます。

8.警官たちのすばやさに、”おかしいな”と思って財布を確認すると現金やカードがなくなっている・・

という感じです。

よく現れる場所

‐パセオデグラシア周辺
‐サグラダファミリア周辺
‐カンプノウ周辺
‐サンツ駅周辺

対策としては・・・

1. だれかに話しかけられたら”言っていることがわからない”と言って完全に無視する。まず観光客に道を聞くなんてことをする人はいないはずです。(今回は落としてあげたものを拾ったことがきっかけだったのですが・・”わからない”と言って終わりにするのが一番無難です。)

2.ニセ警察が出てきたら”わからない(それも日本語)”の一点張りで通す。実際この方法で被害を逃れた方はいらっしゃいます。
万が一警官が本物で、検査が必要であれば、警察には専門の翻訳者がいるので・・・”わからない”を通せばニセモノだったらそれで終わりです。(本物だったら、本物でそのあと警察署できちんとした取り調べをするはずです)
ちなみに本物の警官は以下のような紋章のついた”番号入り”の警察証を持っています。何らかの取調べを行うときはきちんと提示します。

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3.現金は分けてもつ:スリも多いのであまり大金を持ち歩くことはおすすめしませんが、もしどうしても持ち歩かなければいけないときは財布を2つか3つに分けて持つことを強くオススメします。
スペインはカード社会なので、基本的にどこのお店でもカードは使えます。またカードの使用には身分証明書の提示が義務付けられているので、カードは万が一盗難にあったとしても暗証番号を教えない限りは悪用するのはむずかしいかと思います。

私としては、大好きなバルセロナの印象が、一瞬の”いやな出来事”によって悪くなってしまうのがいたたまれないし、特に、ニセ警官の被害に関しては日本人が”いいかも”になっているようで、すごく腹立たしいです。

地下鉄では、かなり前から日本語でも”スリに注意してください”とのアナウンスが流れるようになっていて、少しは役に立っているかと思います。
ニセ警官に対しても何らかの形で、(日本人観光客の多いホテルで注意書きを配布するなど)の早急な対策をしてほしいと切に願います。

ラバルってほんとに危ない?

バルセロナでもっとも治安が悪いとされている”ラバル地区”。バルセロナのど真ん中にあって、バルセロナのことをよく知らなければ間違って足を踏み入れてしまいそうになるのですが・・・・とはいえ、ほんとにこのラバル地区の治安が悪いのかかなり????。

私が来たばかりのころは”バリオチノ(中国人街)”なんて呼ばれていて、かなり治安の悪い印象がありました。(その頃は今はおしゃれな一角と知られている旧市街のボルネ地区もまだそんなににぎやかでなく、治安もあんまりよくありませんでした。)
でも、最近、スリやひったくり、偽警官の出没した場所はほとんどラバル以外の場所。
実はラバルよりもサグラダファミリアのほうが観光客にとっては危険だったりして。(とはいえせいぜいあってもひったくりです。最近知能犯は増えているものの・・・、暴力にあうことはこの街ではめったにないです。そしてそんなスリたちもほとんどが大声で叫んだりにらみつければさっさとどっかにいってしまう・・そんなレベルです^^;)

というのも、”観光都市”バルセロナ。この街にとって観光は重要な収入源なので、市がバルセロナのど真ん中を”危険地帯”としてほっておくわけもなく・・・ここ数年市が中心となってラバルの整備や治安の改善の強化に力をいれているよう。なのでラバルには一日中、ガタイのいい警官の人がかなりの数で巡回しています。きっと私服警官も何名かいるはず。

確かに、ちょっと薄暗いくて細い路地の多いラバル。酔っ払いや時には昼間からドラッグ中毒らしき人も見かけたり・・・(でも彼らは何の危害も加えません)移民も多いのでちょっと怪しげな雰囲気なのですが、そんなに怖がることはないのかも。大通りを歩いている限りは犯罪に巻き込まれる可能性は極めて低いです。(これはバルセロナのほかの地区と同じですね)

同時にボヘミアな雰囲気が人気のラバル。カメラマンやミュージシャン、といったアーティスト系の友達はなぜか揃ってラバルに好んで住んでいます。おかげでおしゃれで個性的な雑貨屋さんやカフェ、バルなんかもかなりの勢いでここ数年増え、いつも新しい発見のある地区です。ちなみにCCCB(バルセロナ現代文化センター)MACBA(バルセロナ現代美術館)もこの地区にあります。

↓なんだか懐かしい雰囲気のするWater Gate Bookshoshop。店内にはレアもののおもちゃ、フィギュア、アートな本がところ狭しと並びます。さすがラバル!
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↓詩人のたまり場となっているカフェ レストランHoriginal (オリヒナル)。バルセロナ現代美術館前にある居心地のいいバルです。
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ピカソやミロがかつて好んで通っていたといわれるLONDON BAR(ロンドンバー)もこの地区。かつての内装はそのまま今も毎日のようにライブが行われています。

その他、バルセロナでアブセンタが唯一飲めるバル、チャージなしでドラッグクイーンのショーが見れるバー(ま、これは人の好みにもよりますが・・一回いってみてて面白かった!)と夜も元気なラバル。夜のほうが人通りが多かったりして・・。

これからもますます目が離せないラバル地区。チャレンジしてみる価値大!です(とそんなに構えるほどのものでもないんですが・・・昼間は私一人でもいろんなところをうろうろしてるので・・・)

こんな人に注意!偽警官の手口

さて、さいきん立て続けに偽警官にあった人の話を耳にし・・・さらに行動範囲を広げているようです。

私が話を聞いた人は4人とも同じ状況で遭遇しているので、きっとこれがかれらの常習な手口なはず。

まず、いきなり警官らしき人が話しかけてくるのではなく・・

1、観光地などで”写真をとってくれ”や”道がわからない”と自称イタリア人(その他の国もあり)の男が性フレンドリーに話しかけてくる⇒彼は”スリのターゲット”をなるべく人目のつかないところに誘導するカモです。

2、彼ついていって写真をとってあげようとしたり、道を教えてあげようとすると二人組みの警官(ほとんどの場合は私服)がやってきて”パスポートを見せろ”という

3、パスポートのあとは”麻薬の検査をするから財布をみせろ”という⇒ここですでに鞄ではなく”財布”と指定しています・・普通だと鞄から検査するはず。

財布を見せてしまうと確実にそこに入っている現金、カード類は盗まれます。

↓最近は自転車にのってパトロールしている警官もよくみかけます。

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被害にあわないためには・・・

1、徹底的に無視。とくに言葉がわからないふりをすればさっさといってしまうみたいです。
2、防止策として、小額のお金だけ入れた空の財布を持ち歩く:万が一、財布をみせろといわれたらこの空の財布をみせる。カード類はホテルにおいてきたと伝える。(っていうかなぜ警察がカードのありかなんて尋ねるのか・・・)
2、お金、カード類は分けて持つ。:最悪の場合被害にあったとしても被害は最小限で済みます。

グエル公園、パセオ デ グラシア、サンツ駅周辺によく出没するという話を聞いたのですが、私の聞いた話しではサグラダ ファミリアそしてカンプノウ、はたまた観光者のあまりいるとおもえないようなアイシャンプラの住宅街まで・・・最近はいろんなところに出没しているようです。

”首絞め強盗”のように暴力を伴った犯罪ではないのですが。(バルセロナでは暴力をともなった窃盗はほんとに稀です。)手口が巧妙、というか。なんでそんなに賢い手口は思いつくのにまともな仕事に就こうとしないのか、ほんとに困ったものです。

ただ、強盗は違い、事前の知識で被害は回避できます。まずやたらフレンドリーに、道をきいてきたり(っていうかまずなんであきらかに観光客な人たちに道を聞くのか・・)写真を撮ってくれといわれたらちょっと疑ってみてください。

また・・・偽警官犯罪撲滅のためにも、もし被害にあわれた場合は(未遂であっても)バルセロナの在日日本領事館にご一報を!

バルセロナビギナーズガイド1:治安編

ブログを通じてご連絡をいただいた方から、バルセロナの感想をいただきました。
海外旅行が生まれて初めて、ということだったので、私のアドバイスで”バルセロナで危険な目にあったのでもう海外旅行は2度とこりごりです”なんていわれたらどうしよう・・・と実はとても心配だったのですが・・。

結局、バルセロナにはめられてしまったようで、日本に戻られてから”バルセロナに恋わずらい”されているそうです・・よかった、よかった!

ぜひこれからバルセロナにこられる方のために、といろいろとアドバイスをいただいたので紹介させていただきますね。こちらに長く住んでいて”バルセロナボケ”している私の意見とは違った部分もあったりするかもしれないので・・。まずは”治安に関して”

↓一緒に送っていただいた写真です。モンジュイックの丘からの地中海の眺め、すごく気持ちいい風景です!

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バルセロナの治安に関してきがついたこと

1.地下鉄のスリ(っぽい人)は朝8時~9時半位が多かったです。

-最終日の夜12時過ぎにサンツ(サンツ駅)で変な若い二人組みにエレベーターから階段まで付いてこられました。一人がエレベーターに乗り込み入り口近くなのに私達を先に出させ途中から待っていたもう一人が合流しました。早歩きしながら交互に後ろをにらんだら諦めて戻っていきました。

-朝8時位にタラゴナ駅の入り口から改札まで水を飲みながら汚い服装のおじさんがついてきました。早歩きで無視したら口笛を何回も吹いて振り向かせようとしてました。改札を過ぎたら戻っていきました。

-昼間、ディアゴナルで若い二人のお兄さんが親切に白人の老夫婦に地下鉄の駅のことを案内してました。そしたら見張り役が私達の隣にいて、メトロに乗ったおじいさんのポシェットのファスナーが空いていました。その後のリアクションは何も取られてない風だったのでよかったのですが。
あんなに親切そうな若者だったのに

-夜11時位、スペイン広場の噴水ショーから帰る際におじさんと若い男が私達を見ながら気づかれない様に、カタルーニャ美術館の階段の上と下で合図し合ってて、若い男が追い越して私達の背後でおじさんと合流して私達の後ろから近づいてきたので、うちの奥さんが荷物を握り締めて後ろを睨んでいたら、去って行きました。私は気づいてなくて一部始終を、その後に奥さんに聞きました。

-9時30分 サンツの国鉄に乗る際に汚いおじさんが何回もうろうろみんなのかばんを見てました。国鉄に乗り込んできてまた繰り返しギャバ駅周辺で私達の車両からいなくなりました。

 スリの感想としたら、おっしゃる様にプロのスリでしょうから、こちらが警戒してるのをアピールしたら、殴って取ることはないし、諦めるという風でした。 但し、はじめから目つきがおかしい奴もいますが3番目のようにとても感じの良い格好良い男の子もいました。最初から全員のかばんを見るようなわかりやすい奴もいますし、本当に握り締めて気をつけて、後は早歩きで無視が一番よいと思いました。 

2.警察を見たら近づかない(地下鉄で警察犬を連れた本物以外) 本物かどうか区別つきません。さわらぬ仏にたたりなしです。

3.出かける時はバックを持って行かない。はなから狙われませんし、それだけで大分気疲れしません。ひったくりにあったら旅がつまらないし怖くなっちゃうし、ホテルで盗まれたらホテル側に怒れますし、確かにこの差は大きいかも。これは別のサイトの受け売りです。もしもっていくなら、財布を小分けに中はぐちゃぐちゃにする。日本人は綺麗に入れすぎなのですぐに財布を見つけられてしまうそうです。これはJTBの現地の人の受け売りですが。席を取るときに荷物でキープしない。当たり前のことなのですが、逆に日本では当たり前にこれをしちゃいます。盗られること自体がないですし。おっしゃるように安全すぎて危機感が無さ過ぎです。

4.モンジュイックの眺めのすばらしさと治安の良さ。

しかし、泥棒を睨み付ける、っていうのもすごいですが。(海外にくると、意味もなくびくびくしてしまいがちですもんね・・)睨み付けられていってしまう泥棒って・・・・。とバルセロナのスリはほとんどがこのレベルです。堂々としていれば被害にあうことはないです。

2、の犬を連れているのも、実は警察ではなく地下鉄の警備員です。私は犬が好きなので逆に近づいていったりしてしまいますが・・・。地下鉄の中では近くにいたほうが、スリもよってきません。

あと3、いわれるまでもなく、私の鞄の中はいつもぐちゃぐちゃ(アレ?)、今まで被害にあわなかったのはそのせいもあるんでしょうか・・。でも確かに鞄に手をいれることはできても、どこに財布があるかわからなかったらきっとスリもあきらめますよね。

4、モンジュイックの治安が悪い・・っていうウワサがあるらしいことも聞きましたが・・たぶん20年前とかはそうだったらしいんですが。今はちゃんとコースから外れなければ(外れると遭難してしまうかも?)
緑が多く、見晴らしがよくて気持ちのいい散歩コースです。ただ人通りはもちろん中心街よりは少ないからそう思われてしまうんでしょうか?

”バルセロナ治安が悪いって聞いていたので、ちょっと拍子抜けしました”とのこと。あと”人がとても親切なのでうれしかった”そうです。
バルセロナの人たちは基本的に旅行者の人たちにとても親切でフレンドリーです。堂々として気をつけてさえいればスリの被害にもあうことはないはずです・・。

と、私はずっと思っていたのですが、このご夫婦も同意見のよう・・・。
あとスリ防止は”睨み付ける”のが一番のよう?これはバルセロナに来る前には練習の価値あり!?

次回はお二人のお勧めのみどころを紹介させていただきますね!

ニセ警官に注意!: バルセロナの治安について

8月にバルセロナに旅行をなさっ方たから、ご連絡をいただき・・。
治安どうでした?とたずねたところ、被害にはあわなかったけれど、”ニセ警官にパスポートとお財布を見せられるようにいわれました”とのこと。
彼女たちは堂々と交わしたらしいです。その度胸、すばらしい!ニセ警官も彼女たちに太刀打ちできず
すごすごと引き下がったそうです。(結局そんなもんです・・。)

このニセ警官のうわさ?、なんどか他のサイトのコメントでもみかけるのですが・・なんでも、彼女の知り合いでバルセロナにいった人の80%くらいは遭遇しているそうで、かなりの確立で出没してるみたいです。

なので、まずバルセロナで警察に声をかけられたら、ぜひ疑われてみることをオススメします。
対処法としては、言葉がわからないフリをして立ち去るのが一番です。
本物の警察なら観光客にちょっかいを出すことは考えられません。(と、あまり助けてくれない。っていうのも逆に困りものなのですが・・・)

というか、私にしてみれば、

1、まず警察官がお金にもならないようなパスポートのチェックを行うとは考えにくい
ほんとバイクにはバンバン罰金をかけてくれるので、かなり怒っているのですが・・ほんとつまらないことで・・・。それに日本人の観光客の人たちって、やっぱりぱっと見てわかるし、こちらでは評判がいいんです。そんな罪のない人たちに警察がパスポートチェックを積極的にするなんてありえないです。そんなに警察がはたらきものだったらまずこんなにバルセロナにスリはいないはず・・・(あとパスポートはコピーで十分なので、普段はコピーを持参されることをオススメします。)

2.英語を話せる警察はほとんどいない。
まず英語が話せる自体で結構怪しいです。英語を話せる警官がいる交番もありますが、普段道で巡査している警官が英語を話せるとはあまり考えられません。(やっぱり別の意味、これも困るんですがね・・。)

3.財布を見せろといった時点であやしい。

この人たち”麻薬警官”とかいって検査を要求するらしいですが、本気で麻薬の検査をしたければ昼間から日本人観光客の検査するはずがないです。(本気で見つけたければ、バーとかクラブにいくはずです。)

以前はサンツ駅周辺によく出没する、とのことだったのですが、彼女たちはサグラダ ファミリアのあたりで遭遇したよう。なのでくれぐれもご注意を。

私もサンツの住民となったので、その麻薬警官なるものお目にかかりたく(っていうか見つけたらその場で本物の警察に通報してやる!ッて思ってるんですが)まだ狙われたことがありません・・・やっぱりプロのスリには私が現金持ち歩いてないことばれてるのかしら、さすがプロ。

しかし、お巡りさん、罰金のチケットばっかりきってないで、ちゃんと仕事してください!と思わずにいられない今日この頃です。バイクにはいっぱい切符きってくれるのに、私がゴシック地域でスリにあったとき、すぐ横にいたくせに助けてくれなかったこと私は一生忘れません・・・って感じです。ほんとに・・。

↓馬になんか乗ってないでもっと仕事してください!といいたくなりますが・・・。だってこれじゃ自分で走ったほうが速いような・・・。

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そのほか私なりにバルセロナの治安の注意点バルセロナの治安の注意点をまとめてみました。(詳細はクリック!)よければご参考ください・・
あとスリを寄せ付けない一番のキーポイントは堂々としてること、これにつきます!