ほとんどの美術館が無料開放! 5月21日のLa Nit dels museusお見逃しなく

5月になっても肌寒い日が続いていましたが、今週あたりからやっと少し初夏を感じさせてくれる気候に。

近年、毎年年に2回(たいていは5月と11月です)行われている、美術館・博物館の夜間無料開放イベントLa Nit dels museus
今年も5月21日に開催され、夜7時から翌朝1時までバルセロナのほとんどの美術館、博物館が無料開放されます。

もともと、夜の治安の心配はあまりないバルセロナですが、(スリは昼も夜もなので貴重品は常にしっかり管理してください)
この日は、とくに人出が多くなるので深夜出歩くのもそれほど心配なさる必要はないかと思います。

美術館、博物館といっても本当にたくさんあるのですが…^^;
個人的なお勧めは、モンジュイックにある”カイシャフォーラム“の企画展示、”現代印象派フィリップスコレクション”
モネやドガ、そして普段はバルセロナにはないピカソの作品が展示されている様子。
カイシャフォーラムは、観光客の方の間ではあまり知られていませんが毎回かなり選りすぐられた展示会が行われています。
提示点数もちょうどよい(ほかの美術館は点数が多すぎてなかなかじっくり見る時間がとれないことも多いので…)

↓モデル二スモ時代に建築されたかつての繊維工場を再利用した建物。ガウディと並ぶ建築家プーチアンドカダファルク作(のはず・・うろ覚えですいません・・ただ建物は”タダものではない感”満載です^^一軒の価値あり!)ちなみに写真では見えていませんが改装された現代風のモダンなエントランスは、磯崎新氏のデザインによるものです。

もちろんバルセロナの主要な美術館、博物館は基本的に無料開放。カサミラや、バルサミュージアム、グエル邸も無料開放されるようです。(ただおそらくかなり長蛇の列になるかと・・・)

ちなみに、この日はどこの美術館もかなりの混雑が予想されるので、あまりゆっくり見られることは期待せず、
本命の”絶対見たい”ものはやっぱりちゃんと有料でご覧になることをお勧めします…。

ただ意外と”思ってもみなかった”素敵なアートに出合える恰好のチャンスでもあるので、ぜひ大いに無料開放楽しんでくださいね。

無料開放される美術館、博物館の詳細はこちらから

http://lameva.barcelona.cat/lanitdelsmuseus/es/

バルセロナ、長い夏の夜を楽しむお勧めスポット

今年は暑さが厳しく、7月は日本の夏を思い出すくらい、湿気が多く高温な日が続いたのですが、
ここのところ、少し気温も下がりほっと一息です。(このままこれがつづいてくれるといいのですが・・・)

ちょっと前までは夜ですらも蒸し暑かったのですが、出歩くのにちょうどいいくらいの涼しさ。
そして夏至もすぎ、日も短くなり始めたので
夜のライトアップを楽しむにはちょうどいい時期かもしれません。
(とはいえ夜の9時くらいまでは十分あかるいのですが、ただ6、7月はなかなか日が沈ます10時半くらいまで全然明るかったです。)

代表的な建物はライトアップされ、昼間とはまた違う雰囲気を楽しむことができる、プラス治安の心配も(スリ以外は・・スリだけは本当に注意してください)ほぼないので、この季節ならでは夕涼みしながら楽しめる夜景スポットを紹介させていただきますね。

まずは、日本でも話題になっている?(らしい)サグラダファミリアの前の公園から見える
”逆さサグラダファミリア”

正直、この公園、ライトがあんまりなくってちょっと入るのに躊躇してしまいそうになるのですが
(ふつうの公園だったらさすが10時過ぎるとはいりたくないですね・・・^^;)
さすが観光名所だけあり、人気もあって、中にはいるとサグラダファミリアがきれいに見える場所では
結構な数の人が写真をとっていて賑やか。
(ちなみに池の前にはドッグランもあって、犬を遊ばせている地元の人も数名、なので安心です)

何気にこの公園、昼間もサグラダファミリアの写真が一番きれいに見えるスポットです。

池から取ったサグラダファミリアのライトアップの様子。

そして、あたらしい、バルセロナのランドマークでもある
Torre Agubar(トレ アグバル)

フランスの著名な建築家ジャン・ヌーヴェルによってデザインされた建物で、
夜になるとライトアップが幻想的なふんいきです。

近くで見るとかなり圧巻。

バルセロナの目抜き通り、パセオ デ グラシアでは
ガウディの、カサバトリョ、そしてカサミラもライトアップ。
(この二つの建物は近くに並んでいるので、まとめてみれて便利^^)

なかなか夜景スポット盛りだくさんのバルセロナ。
歩いて回るのはちょっと大変。

上記の”必見夜景スポット”プラス、モンジュイックの噴水
なかなか歩いて行くのは大変なモンジュイックの丘の上(景色がとってもきれいです)
など、夜のバルセロナを存分に楽しめるツアー、日系の旅行代理店である
ミキトラベルさんが主宰してらっしゃるようなので、ぜひ。
(日本語のガイドさんもついていて安心です。)

夜景もさることながら、2階建てバスで夜の涼しい風を楽しみながらのバルセロナ観光
はこの季節ならではの贅沢です♪

サグラダファミリアの夜景もいいけれど・・・こちらもお見逃しなく!サンパウ病院のプロジェクトマッピング

さて、2014年も残すところあと数時間。

きっと日本ではクリスマスイルミネーションはすっかりかたずき、お正月へのとバトンタッチしていることとは思いますが・・・

スペインでは1月6日の’Reyes de Magos(三賢者の祝日)’までクリスマスイルミネーションが続きます。なので、まだあと一週間十分楽しめます!

この時期は街のいたるところがイルミネーションで飾りつけられてとてもきれいなのですが、

おそらく今年の目玉の一つは、

カタルーニャ音楽堂を建築したムンタネールによる、やはり、世界遺産であるサンパウ病院
行われるプロジェクトマッピング。

サグラダファミリアのすぐそばにあるので、合わせて立ち寄ることもできるので便利ですね^^

↓こんな感じです・・・プロジェクトマッピングでガウディとムンタネール、奇跡のコラボも実現?

そして今夜大晦日は、噴水ショーのあるモンジュイック公園で大規模なカウントダウンが行われます。
去年からはじまったそうで・・・、去年は日本にいたので気がつかなかったのですが、今年は連日の予行演習を夜に見ることができました(笑)

本番でなくとも、かなーり感動的でしたので、寒さに負けずバルセロナにいらっしゃる方は
ぜひ、参加してみてくださいね!

バルセロナで楽しめるプラド美術館

プラド美術館の特別展示が、Caixa Forum(カイシャフォーラム)で行われているのに気がついて、
気になってはいたのですがなかなか時間がなく、足を運べず・・・。

ただ、たまたま前を通った時に、チケットが余ったのかな?らしき人が
`当日限定‘の入場券をくれたので、行ってみました。(またこれが期限なしとかだったら、きっと行ってなかったんだろうな^^;)

プラド美術館はスペインに初めて旅行した時に行った以来で、その大きさに全部の作品を見きれなかった記憶が・・
その時どうしても見たかったエルグレコの作品とゴヤの代表作をさくっと観ただけだったように思います。
(かなり前すぎて、ほとんど覚えていないのですが・・)

ちょうど大きな展示会が2つ行われていて、一つはスペインの海の風景を描いたSorolla。
そしてもう一つがプラド美術家の特別展示‘The captive Beauty`

どちらかといえば(暑いのもあって)海の風景の展示のほうに興味があったのですが、

二つともみた感想…
プラドの展示会、めちゃくちゃよかったです。

特別展示会といえどかなりの点数。グレコの作品はどちらかといえば少なめ。
プラドの代表的な画家の中ではゴヤの作品が比較的多かったと思います。

ゴヤの作品も小さめのものが多かったのですが、あらためて、完成度の高さに感動
しっかり目に焼き付けてきました。

一番気に入ったのが、この展覧会で初めて名前を知ったMartin Rico
という画家の描いたトレドの街角の風景。少なくとも20分はくぎ付けでした。

(特に写真禁止ではないようだったのでパチリ)

弾丸旅行で、マドリッドまで行ってる時間がなーい!という方は
マドリッドのアイコンともいえるプラド美術館の特別展示ぜひ一見の価値ありです。

もちろん、マドリッドに行かれる方も、バルセロナにある作品は今は
本体では観ることができないのでお見逃しなく!

開催期間は来年の1月5日まで。入場料は4ユーロ。(数点展覧会が併設されているのですがすべて観れます)
場所は、噴水ショーのあるモンジュイック公園のすぐそば、Caixa Forum(カイシャフォーラム)にて。

芸術の秋!コンサートも楽しめるモデル二スモ美術館

今年は、11月の半ばにしてまだ比較的気温も高く秋の訪れがゆっくりなバルセロナ。

ただ観光のハイシーズンは過ぎたようで、街も若干落ち着いた雰囲気です。

夏に比べるとイベントは少ないものの、観光客の数も減っているのでじっくり、ゆっくり美術館などを楽しめる、逆にバルセロナをおとずれるにはよい時期かもしれません。

バルセロナには本とうに膨大な数の美術館や博物館があって、正直どれを見るべきか迷うのですが…、ガウディ好きならば、彼の建築物と合わせてぜひ訪れてほしい、
”モデル二スモ美術館”ガウディたちが作り上げた”モデル二スモ”の流れを大乗する芸術家たちの作品が一同に集まる、バルセロナならではの美術館。

もちろんガウディのコレクション、ガウディが他のモデル二スモの芸術家と作り上げたコラボのなどこの美術館でしかお目にかかれないような作品も。

そして、この秋から冬にかけては、美術館のスペースを利用してクラッシク音楽のコンサートも開かれます。

じっくり作品を堪能した後はその余韻を楽しみつつ、クラッシクの音楽に耳を傾ける・・贅沢な芸術の秋のひととき、ぜひお楽しみくださいね。

具体的な日にちは
11月16日 19時から
12月14日 19時から
1月18日 19時から
2月15日 19時から
3月15日 19時から
(それぞれ土曜日です。)

入場料が30%オフになるクーポンはこちらからダウンロード
(美術館のみの場合は7ユーロ、コンサート時は10.5ユーロ)

ヨーロッパの発明はやっぱりアートでおしゃれ!?バルセロナ発明博物館

ピカソ、ダリ、ガウディと、世界的な芸術家を生み出し、”モデルニスモ”という独自の建築スタイルの発祥地でもあるバルセロナ。
町中にあふれる世界遺産もさることながら、この街の”クリエイティブで自由な空気”に魅了される人も多いはず。

そんなバルセロナの”今”の空気を博物館にしたらきっとこんな風になるんだろうなぁ・・というのが”バルセロナ発明博物館”(元の名前は”Museu d’idees&invencions de Barcelona Museo de Los Inventos y ideas”直訳すると”バルセロナ発明とアイデアの博物館”)。
国内外のメディアで取り上げられこともある、スペインを代表する発明家Pep Torres(ペップ トレス)の、キャリアの集大成ともいえる博物館だそうで・・・。

カテドラルの近く、バルセロナ市庁舎のあるサン・じゃウマ広場から旧市街の石畳を約2分ほど歩くと。世紀を経た、由緒有る外観の建物を飾るカラフルなウインウに出くわします
この”ミスマッチ(計算されたミスマッチ?)もなんだかバルセロナらしく、思わず足を踏み入れずにいられません。

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博物館の中は、ヨーロッパ中からあつめられた発明品がところ狭しと飾られています。日本人の私の目からすると、発明品というよりは
“工業デザインにすぐれた便利なものたち”と”現代を風刺したアイテムたち(でもいやみではなく結構笑えるものがあったりして・・)”という感じ。
常設展示の発明品たちは使用方法を説明したビデオが併設されているので、言葉が100%わからなくても結構たのしめます。

モデルニスモ建築のあいまにぜひ、”21世紀のバルセロナ”の作品も鑑賞してみるのもよいかも・・・。
知る人ぞ知る、次の世代には博物館創設者ののPep Torresも”21世紀のガウディ”として世界に名をはせているかもしれません・・・・。
(実際、博物館が主催して、”第2のガウディ”を生み出すべく、子供たちの創造力を高めるアクティビティやコンクールを行っているそうで、将来が楽しみです!)

博物館をはいってすぐのミュージアムショップは日曜も営業しているので、99%のお店が休業しているバルセロナでは貴重な存在です。

バルセロナ発明博物館(MIBA:Museu d’idees&invencions de Barcelona Museo de Inventos e Ideas )
住所:Calle ciutat7
ウェブサイト:www.mibamuseum.com

モデルニスモのルーツがわかるバルセロナの新名所”カタルーニャモデルニスモ美術館”

日本では”ガウディ“の名前が一人歩きしていて、(それはそれですごいことだと思うのですが・・)

“モデルニスモ”という言葉、ぴんと来ないひとも結構いるのでは・・(実は私もその一人でした。)

“モデルニスモ”という言葉はきいたことがあっても、それが19世紀末から20世紀初期にかけてカタルーニャ地方で生まれたこの地独特の芸術の流れ、であるというきちんとした定義を知ったのはつい最近(お恥ずかしながら・・)

ということはモデルニスモの作品は必然的にカタルーニャ地方でしか見ることができない、んですね。(当たり前ですね・・でもそれもほんとつい最近気がつきました)。

長く暮らしていて、普通にご近所さんの建物にもよくみかける建築様式なので(なんといってもうちのご近所さんには古い建物が多いのです^^;。)”モデルニスモ”ぼけしてしまっていたのかもしれません・・。

でも、ということは、バルセロナにきたらガウディと並んで”モデルニスモは絶対に見るべし”。

もちろん、町のいたるところにモデルニスモの建築はみることができるのですが、モデルニスモのルーツをたどりながらこの時期の代表的な芸術家の作品をまとめて干渉できるのが、新しくできた“カタルーニャモデルニスモ美術館”です。

↓ もちろん、建物はモデルニスモ建築です。Enric Sagnierの作品です。

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ガウディの製作した家具や装飾品はもちろん、彼とほかの芸術家とのコラボの作品や、

やはりモデルニスモの代表作といえる、カタルーニャ音楽堂サンパウ病院の装飾を手がけたエウセビ アルナウの作品などが1000平方メートルのスペースにところ狭しと並べられています。

また、モデルニスモの起源のひとつとなった現実派の作品も多く並べられ、見ごたえはかなりのもの。

アメリカの雑誌”Elle Decor”にも、”バルセロナで訪れるべき5つの美術館”にえらばれたそう。

(ちなみに、Elleの記事はこちらからどうぞ

ほかの美術館や博物館と違って月曜開館なのも、便利です。

また毎月第一日曜はプラス2ユーロでガイドツアーに参加できるそう(英語・スペイン語・カタルーニャ語のみ)。見ているだけでももちろん楽しめるのですが、やっぱり説明がきちんとあると理解も深まり、感動2倍?の気もするので、スケジュールがあえばぜひ参加をお勧めします♪

ガウディの作品をさらに深く知りたいなら必見のバルセロナの新名所です。

カタルーニャモデルニスモ美術館(MMCAT)

住所 Calle Balmes 48 (カサ バトリョから徒歩約5分)

開館時間 月曜から土曜 朝10時から夜20時まで

     日曜 朝10時から14時まで

URL:http://mmcat.cat/site/

アート・建築ファンならマスト!の隠れた名所?Poble Espanyol

バルセロナ、5月だというのに気温10度を割る、雨の日が続いたり・・・雨だとなんとなく、外を出て観光も100%楽しめなかったりするので、早くお天気が回復してほしいものです。

天気があまりすぐれないとき、雨しのぎにぴったりなのは美術館や博物館。
その点、モンジュイックの丘は美術館や博物館が点在していて便利な場所かも。

そんなモンジュイックの丘にある、”知るひとぞ知る?”アートスポットがPoble Espanyol(スペイン村)です。私もいままでは”スペインの有名な建築物のミニチュア”がある場所とかってに大いなる勘違いをしていたのですが・・・。
近所で暮らし始め、無料開放を利用して中にはいってそのりっぱさにびっくり。

それもそのはずで・・・建物はミニチュアではなく、実物大。それも1925年にバルセロナで行われた国際博覧会のために、ガウディやカタルーニャ音楽堂のドメニク イ ムンタネールとならぶモデルニスモの大家、プーチ イ カダファルク率いるチームによって建設されたもの。スペイン中の1600もの場所を訪れて選んだ117の建築物をこの場所に再現したんだそうです。

なんだか”ミ二チュアだから対したことないんだろうなぁ・・・”なんておもってしまって恐れ入りました、という感じです^^;。

さすが一流建築家の手によるものだけあり・・・とくに目を見張ったのはアンダルシアの街角を再現した場所。ほんとにカディスあたりの白い村にいるような錯覚におちいってしまったほどです。

↓アンダルシアの白い村?いえいえ、バルセロナのスペイン村です・・・(^-^)
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↓こっちはアラゴン州にある有名な建物らしい・・・壮観です。
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(c)写真提供:Poble Espanyol

もうひとつの目玉は、施設内にある美術館、Fran Dauel氏個人所有のコレクションなのですが・・、ピカソ、ミロ、ダリとバルセロナを代表する芸術家たちによる300以上の作品を収めた美術館です。こちらもアートファンならマスト!という感じ。

そのほかにも伝統工芸の工房など見所は盛りだくさん(またこれは改めて書きたいとおもいます。)
敷地自体はそんなに広くないので、雨の日でもあまり気にせず、スペインの有名な建築物を一同に見学できます。

カタルーニャ州立美術館すぐよこでお得なセットチケット(2つ共通で12ユーロ)もあるので、雨の日はこの2つでじっくり、アートと建築に浸るのもよいかも。
とくに建築ファンには、スペインの有名な建築様式を一度にみられる格好の場所です!

Poble Espanyol(スペイン村)
住所:Av. de Francesc Ferrer i Guàrdia, 13
最寄り駅:地下鉄 Espanya 駅より徒歩約10分、モンジュイックの噴水カタルーニャ州立美術館(MNAC)そばです。

バルセロナの新名所?海岸美術館、今年もオープンです。

今年は暖かくなり始めるのが少し遅かったものの・・・・やっと日中は半そででも大丈夫なくらいの”バルセロナ”らしい気候の日々が続いています。

太陽が本格的に照り始めたと同時に、ビーチもにぎわい始め・・(とつられて、私も行ってしまった一人ですが)。

↓すでに海水浴している人も・・・^^;
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バルセロネータ海岸には今年も”海岸美術館”オープン。
去年にもまして”砂の芸術作品がならんでいて、レベルも心なしかアップ?
↓本日の目玉?”サグラダファミリア”
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↓こちらもガウディを意識?カサミラの外観の彫刻を思わせます。
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↓便乗?たぶん作者のうちの一人のワンちゃん。コイヌたちも”海岸びより”?ちゃっかりお駄賃箱?がおいてあったので、小銭をいれてしまいました。コイヌちゃんたちは”貰い手募集中”のようです。
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ランブラスどおりの大道芸もおもしろいですが、この”期間限定”のアートスポット、バルセロナの新名所となりつつあるかも?

ひさびさに”ラバる”

先週末、ひさびさにラバル地区を散策・・。で、その改善にちょっとびっくり。

バルセロナ現代美術館(MACBA)、ちょっとマニアックな雑貨と本で人気のWatergate bookshop(ウォーターゲートブックショップや、レストランだとおいしいオーガニック料理の食べられるBiocente(ビオセンター)rやボヘミアな雰囲気たっぷりのバルHoriginal(オリヒナル)と、個性たっぷりでおしゃれなレストランやお店のあつまるこの地区。でも以前から”バリオ・チノ”と呼ばれ、なんとなーく薄暗くて、治安はよくないとされている地区でした。

↓マニアックな雑貨で人気のウォーターゲートブックショップ、アート系の写真集も豊富です。
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ただここ数年のバルセロナ市の”地区改善のための大きな努力”によって、かなりほんとうに改善されているようです。(めずらしく・・・)

まず、道が清潔・・・。以前はこの地区は下を見ながら気をつけてあるかないと、なにを踏んでしまうかわからない・・・^^;くらいだったのですが。
(と、すぐに道を清掃している清掃車をみたので、掃除が以前より頻繁に行われているんだろうと思います。進歩ですねー。)

人通りも、以前よりずっと多くなりました。目に付くのはおしゃれなアート系の人たちと観光客。ちょっとそれも意外。以前はモロッコ系の移民やインド人の人が圧倒的におおかったのですが・・。

古い建物の多い町並み、でスペイン風?に適当にペイントされたり・・・とそこがまたなんとも”ボヘミア”な雰囲気をかもし出していてなかなかいい感じ。壁に書かれた落書きすらもアートにみえるのはやっぱりラバル、だからでしょうか?

↓”ランブラ デ ラバル”に突如登場?の巨大猫の彫刻。ラバルの招き猫?
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”Ravalear(ラバレアール:スペイン語で”ラバルをぶらぶらする”という意味の造語)という言葉もできてしまったくらい、実は地元の人たちには人気のある地区です。
改善も、これからどんどん進むようなので、ぜひ、バルセロナのほかの地区ではみられない独特のボヘミアな雰囲気や、アートなお店、カフェの散策を楽しんでみてくださいね。

治安に関しては、他の地区と同じように気をつけていれば大丈夫です(というかここよりずっとメトロのほうがスリに合う確立は高いです^^;)