10月29,30日と今後のバスのストについて

また、交通機関がストをやるらしいです。それも明日、ふと日本のとある旅行会社のサイトでニュースをみかけ調べてみたらやっぱり決行のようです。ちなみに今後のスト予定日は10月29日、30日と11月12、13日です。(先週の22日にもストはあったみたいです・・)

日本のサイトでみたときは”バス”とあったのですが、スペインの新聞”El Periodico”のサイトによれば
”バス”とは明記していないので、もしや地下鉄も?と思ってちょっと警戒。

ただスト、といっても完全にストップするわけではなく、スト側と折り合いをつけた上で本数を減らしたりといった調整はなされるので、確かに不便にはなるものの・・・。、交通機関が麻痺、という状態にはならないはず。

バイクを愛用している私にとっては、バスにはいつも轢かれそうになったりしているので^^;(タクシーよりもバスの運転手さんのほうがずっと運転が荒くて・・・おまけにあの巨体なのでいつもかなりひやひやさせられます。)なので、この2日間は安心して町を走れるー♪とか思ったりしているのですが。
(バスを愛用されている人には申し訳ないですが・・・)

でもちなみにさすがに観光バスまではストの影響を受けることはないと思うので・・・(運営会社がまったく別です)ただ、空港バスはちょっと怪しいです。なのでストの期間中、空港からの交通手段はいちおうバス、電車、と両方調べておかれることをオススメします。

↑と思いきや・・・たった今、”観光バスもストップ(バルセロナ観光局のものは確実に)”という記事をよみました。空港バスもストップです。やってくれます・・^^;

↓番組”弾丸トラベラー”で中川翔子も絶賛していた”Barcelona city tours(バルセロナシティツアーズ)”のバス。彼女が乗っていたときはオレンジ色でしたが・・・いまは赤い色のロンドンバスっぽい外装に模様替え。バルセロナ観光局のものよりは待ち時間も少なく、すぐ乗れるよう。ルートはほとんど同じです。地下鉄と違ってスリの心配もなく便利です!

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サマータイム終了、一年で一番長い日曜日の正しい過ごし方

今日でサマータイム終了。時計の針を一時間逆にもどし、一時間得した気分です。

サマータイム終了とはいえ、20度を超える夏日?昼間は半そででも十分なくらいポカポカしていました。

ただ、いつもより日が暮れるのは早く、その点はなんだかちょっと寂しい気分。

夕方、友達との待ち合わせでカンプ ノウに向かってあるいていると、(わざとではないのですが・・・結局バルセロナに来てからずっとカンプノウ周辺で暮らしています・・)えらい人通り。
”やー日曜の夕方はみんなやっぱり外にでたくなるのかなぁ”とか勝手に思っていたんですが。

待ち合わせのバルについてやっと気がつきました。今日はバルサの試合の日でした・・・(と、近くにすんでいるんだから気がついてもいいものの・・・)。

↓ 試合前のグラウンドの様子をテレビでチェックしつつ、本番に向けて腹ごしらえ?

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↓やっぱりユニフォームをきると気合も入る?きっと”きょうもきっと勝つぞー”とか話してるんでしょうか・・

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↓”フットボリン”サッカーのゲームです。アンティークでなかなかよい感じ。

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カンプ ノウまで徒歩3分のタパス バル Casa Loloは試合を見に来る人たちの腹ごしらえの場所のようで・・・かなり盛り上がっていました。(ウェイターもめちゃめちゃフレンドリーで、タパスを頼んだらビールをおまけにつけてくれる太っ腹なタパスバル、Casa Lolo(カサ ロロ)は改めて紹介しますね。)

案の定、帰り道は”しーん”としていました。みんなバルでテレビの画面にはりついていたようで、ときどき歓声は聞こえてきましたが・・。

シーズンもますます本番、バルセロナではやっぱりこれが一番正しい”日曜の夜の過ごし方”みたいです。

バルセロナの空を七色に飾るのは・・

昨日、おとといと、めずらしく大雨。えらい降りようで、うちの猫はこわがってずっとクロゼットに隠れたままでした・・・。

でも夕方、急にやみ、大きな虹がバルセロナの空を飾りました。こんな大きな、欠けのない虹をみたのは生まれてはじめてかも・・。デジカメではうまく全体を納めることができなかったのですが、バルセロナの虹のおすそわけをさせていただきますね。

↓遠くにぼんやり見えるのはサグラダ ファミリアです、みえるかな・・・。

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↓空一杯に虹がかかってました!

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↓モンジュイックの丘の風景、MNAC(カタルーニャ州立美術館)が見えます
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この大雨のおかげでしばらくは秋晴れが続きそうです!

カタルーニャのハロウィーン”Castanada(カスタニャーダ)”

10月31日はスペインでは”Todos los santos(トドス ロス サントス)”の日。ハロウィーンと同様に、なくなった人たちの霊を弔う日です。
ただ、バルセロナのあるカタルーニャ地方では”Castanada(カスタニャーダ)”の日としてのほうがなじみが深いよう。この”Castanada”という言葉はスペイン語の”Castana”、栗という言葉からきていて、意訳すれば”栗を食べる日”。

もともと、この日、霊を弔うために一晩中教会で鐘を鳴らし続けなければならなかった鐘つきの人たちが、栗やお芋を食べてスタミナをつけて夜をすごしたことに由来しているそう。
なのでCastanadaの日、仮装はしないのですが、代わりにこの日の夜、友達や家族とともに夕食の後、栗やお芋でできたPanallets(パナジェッツ)をワインとともに楽しむという習慣があります。

とくにこのお芋のお菓子パナジェッツはこの時期の”期間限定”のお菓子。お芋をベースにして、アーモンド、チョコレート、松の実のトッピングされた(そして当然のごとくお砂糖はたっぷり)なスタミナ一杯(カロリー一杯?)なお菓子です。

↓パナジェッツにもいろいろなトッピングがあるのですが・・・一番ポピュラーなのは、写真の松の実のトッピングのものです。

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なかなかおいしくて、別に期間限定にしなくてもいいのに・・・と思ったりもするのですが、きっちり”期間限定”。Castanadaが終わるときれいに姿を消してしまいます。(きっと、こちらの人にとっては”クリスマスケーキ”的な感覚なんだと思います。でも別に”Merry Cristmas”とか入ってないし、置いても問題ないとおもうんですが・・・残念。)

でも、この時期から街のあちこちにたち始める焼き栗スタンドや焼き芋スタンドは、もちろんカスタニャーダが終わっても続きます。ほかほかの焼き栗や焼き芋、やっぱりお国変われど味変わらず(と焼き芋は若干、色が違って日本のものより柔らかかったりもするのですが・・でもやっぱり”焼き芋”です。)。この時期、なんだか日本の冬を思い出させてくれて、ほっとした気分にさせてくれる、私のお気に入りです。

“料理界のダリ”も・・・

一年先まで予約がいっぱいな、バルセロナ郊外(といってもかなり郊外ですが・・・)にある伝説のレストラン El Bulli(エル ブリ)。ミシュランの3つ星も獲得した”エル ブリ”のシェフ、フェラ アドリアは”料理界のダリ”ともいわれ、いまやスペインではかなりカリスマ的存在です。さぞかし華やかしいキャリアを持っているに違いない・・とばかり思っていたのですが。

たまたま、彼のことをネットでしらべていたら、実は私もかつて住んでいた”Hospitalet”の出身。
Hospitaletはお世辞にも高級住宅街とはいえませんが・・、でも庶民的であったかい、まさに”下町”な雰囲気いっぱいの街。なんだか懐かしい雰囲気いっぱいで大好きな街でした。
実はあのFerra AdriaもHospitalet出身だったんだ・・・なんて勝手に親近感を感じてしまいました^^;

Hospitaletで育った彼はその後やっぱりバルセロナ郊外のCastedefells(ウワサによれば、中村選手のすんでいらっしゃる街らしいです。)のホテルで皿洗いをはじめ、でも数年後にはシェフ長になられたそうで。
いまは一コース300ユーロもする(らしい・・です。これもあまりに別世界のことでよく知らないのですが・・・)あのフェラ アドリアが皿洗い・・・とはちょっと想像がつきません。年に半年しかオープンしない彼のレストラン”El Bulli”は、ほんとに予約が困難でお金を払ってもはいれない、そんな彼にもやっぱり下積み時代はあったんですね・・・。

El Bulliの予約を取るのはほとんど不可能だとしても、レストランのプロデュースは積極的に行われているよう。バルセロナ市内でも彼のプロデュースしたレストラン”NHube”(ホテルNHコンスタンサ内、ちなみにこのホテルはFCバルセロナの選手が合宿に使用する御用達ホテルだったりします・・・)ではフェラ アドリア作のメニューが堪能できます。こちらはお値段もぐっとお手ごろ。

↓最近はチョコのプロデュースもなさっているそうです。

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ピカソ、ダリ、ミロ・・・バルセロナの町で世紀の芸術家たちの作品を堪能したあとは、ぜひ”世界を代表する料理家”の味も堪能してください!

レストラン (Nhube:ヌーベ)
住所 Carrer de Déu i Mata 69、ホテルNH Constanza

グエル公園の入場制限

ガウディの作品でちりばめられた、まさに”おとぎの国”のようなグエル公園。バルセロナを代表する観光地ですが・・・どうやら、人気がありすぎていろいろと問題も出てきたよう。とうとう来年から入場制限が行われることに決まったようです。

いままでどおり”入場無料”であることは変わりないのですが、入場者数を制限するため”予約チケット制”になるとのこと。グエル公園の常連のご近所さんやそこで働いている人以外は、事前にチケットを予約しなければならなくなり、公園にいる時間も限られる・・・というシステムになるらしいです。

どちらかといえばあまり交通の便のいい場所にないので(特に公園までのあの恐怖の上り坂・・・)しばらくご無沙汰だったのですが・・・このシステム導入されたら気軽にいけなくなるので、近々訪れないと。

最近ではなんと毎日14000人の入場者(主に観光客)が訪れているそう。その観光客を狙っての、露天商なんかがコントロール不可能になり、やむなく・・とのこと。たしかに、偽警官もグエル公園にはよく出没しているらしいので、きっとこのシステムが導入されたら、観光客にとっては安心してグエル公園を楽しめるようになるからいいのかも。

↓毎日毎日、観光客で大盛況!

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システム導入は来年を予定しているとのことです。しかし予約制とかになったら、きっとめんどくさくなって絶対いかなくなるような・・・。

初のコルネーリャスタジアム、案の定・・・

たまたまRCDエスパニョールの新スタジアムがあるCornella(コルネーリャ)に用事があっていくことになったのでついでに遅ればせながら新スタジアムもおがんでこようと思ったのですが・・・案の定迷いました。

きっと駅からだったら標識もでているだろうと、わざわざ最寄のCornella Riveraの駅で降りたのですが、それらしき標識はなし。ほんとにちいさな駅なのでもちろん無人改札。たまたま改札に警備員のひとがいたからたずねられたものの・・。いなかったらきっと路頭にまよっていたような。(帰りはばっちり、駅に戻れずしばらく周辺を散策・・・)

実際は駅からかなり近く、備員さんが教えてくれたとおり駅をでてまっすぐいき、大通りにでるとすぐにスタジアムが見えるのですが。でも駅を出てもはまったくその気配すら感じられず・・。
試合のある日はきっと問題ないとは思うのですが、試合のない日はほんと静かな住宅街。警備員さんが教えてくれなかったら、たどりつけなかったかも。

スタジアムについたらついたで、すぐ横のジムに、思わず間違って入ってしまいました・・(あまりにもりっぱで・・)入り口で”ショップはどこですか?”ってきいたらちゃんと丁寧に教えてくれましたが・・。

↓スタジアムすぐ横に建設中のホテル。工事中の垂れ幕にはちゃんと中村選手も!

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ショップには日本人の観光客らしきカップルの方がいらっしゃいました。こちらのガイドさんといっしょにタクシーでこられたよう。たしかに・・・わかりにくいです。このスタジアム。

バルセロナ市内にあるカンプ ノウと違いコルネーリャはまだまだ発展途上、という感じ。ただスタジアムはもちろん、新しくてほんと立派です。すぐ横にも来年中に大きなショッピングセンターができる予定らしくこれからに期待!

ただ、まずは駅に標識をたててほしいような・・・。

食欲の秋!バルセロナで食べるならやっぱり・・・

うちのご近所さん、サンツ地区のフィエスタマヨールにちなんでか先週末”Sardinada”(Sardina、サルディーナはスペイン語で”いわし”の意味)がうちのすぐそばの公民館で行われました。

Xocolatada(Xocolataはカタラン語でチョコレートでXocolatadaは”チョコレートを食べる集まり”の意味)は友達の家なんかでもときどきやっていたので聞いたことはあったものの。”Sardinada”って”イワシを食べる会?”と興味津々。午前11時開始、とちょっとイワシを食べるには早いかな・・とも思ったのですが、せっかく近いしのぞいてみることに。

公民館のそばに近づくと、すでにお魚の焼けるいいにおいがただよってきて・・・・
やっぱり大きなバーベキュー台にイワシがたくさん並んでいました。

↓イワシを大量料理中です

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↓ワインは一杯30セント、でも味はなかなか。
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↓なかなかおいしそうでしょ?

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中庭に出された”オープンカフェ”スペースはできたての”炭焼きイワシ”とワインを片手におしゃべりを楽しむ人たちでいっぱい・・・。午前中とは思えない風景。

さっそく私たちもイワシと赤ワイン(一杯30セント)をゲット。にんにくとパセリで軽く味付けされたおおきめの炭焼きのイワシは、とってもおいしかったです!

地中海に面した港町のバルセロナ。そのおかげでお魚料理ははずれがないような・・。お魚料理もシンプルな味付けのものが多くて素材のよさがたっぷり楽しめます。日本では、どちらかといえば苦手だった
エビ、もこっちにきてから大好物に。

タパス、パエリアももちろんですが、バルセロナではぜひ、シーフードのご賞味もお忘れなく;)

残念ながらSardinadasはあまり頻繁に行われることはないのですが・・・。この”にんにくとパセリで軽く味付けた炭焼きイワシ”はバルセロナのシーフードレストランでは定番料理です。

思っていた以上にワインにあって、食欲も進み2皿(おおきなイワシを合計6匹)朝からいただいてしまいました・・・。

今年最後のフィエスタマヨール

うちのご近所さんのフィエスタマヨールもいよいよ今週末で終わり。

昨日の夜はこのフィエスタマヨールのメインイベントでもあり、最後を飾るCorrefoc(花火のパレード)が行われました。もちろん、Correfocが大好きな私は、パレード出発地点からパレードに同行:)です。

メルセ祭に比べると当然のことながら、規模はずっと小さいのですが、それでも周辺地区のグループも参加して、思っていたよりもかなり長いパレード。そして主役はなんといっても子供たち。

↓Diablo(悪魔)の衣装に身を包んでパレード出発を待つ子供たち。完全防備、準備万端です!

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↓テロではありません・・・^^;
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しかし、ほんとにこんなに小さい子供たちが花火振り回しても大丈夫・・・?と思わずにいられず、ちょっと怖くて近づけず^^;。もちろん子供たちはもちろん、おおはしゃぎで花火を思い切り振り回しながら飛び跳ねてました・・。

↓通りで配っていた”Ron quemado”、強いアルコールは苦手な私でもOK。(ロンケマード、”こげたラム酒”という意味。ラム酒にお砂糖とレモンをいっぱいいれ、直接火をつけてアルコールを飛ばします。)

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たぶんCorrefocも今年で見納め。少し涼しくなり始め、バルセロナにも本格的に秋がやってきたようです。

日曜日は美術鑑賞がお得です!

これまでは美術館の無料開放が毎月第一日曜の午前中だけだったのですが、なんと今年の4月から
日曜の午後も13の美術館が無料で開放されることに。(すいません、おくればせながらの報告です。)

どうやらこの”午後の無料開放”が始まったころはピカソ美術館なんかは行列だったらしいですが・・・そろそろこの”無料フィーバー”も冷めたはず。なので、活用しない手はない!です。

ちなみに、こちらでの午後は基本的には15時から20時となります。お勧めは15時、きっとみんな昼ごはんの真っ最中なので込み具合はそれほどでもないはず。

ちなみに、対象となる美術館・博物館は

バルセロナ市歴史博物館 (el Museo de Historia de Barcelona)
-自然科学博物館(el Museo de Ciencias Naturales),
デザインハブ (el Disseny Hub Barcelona)
-植物園 (el Jardín Botánico)
-フレデリック マーレー美術館 (el Museo Frederic Marès)

↓膨大な中世の絵画、彫刻のコレクションを持つフレデリック マーレ美術館のパティオ。さすが、中世の雰囲気たっぷりです・・。

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-民族博物館 (elMuseo Etnológico)
-el Museo Barbier-Mueller de Art Precolombino,
-陶器博物館 (elMuseo Ceràmica)
ピカソ美術館 (el Museo Picasso)
-音楽博物館 (el Museo de la Musica )
-ビレイライメージセンター (La Virreina Centre de la Imatge.)

これからもますますラインナップ充実予定だそうです♪ 芸術の秋、ですねアート