バルセロナ空港へのアクセスが少し便利に?!空港直通の地下鉄開通!

もう何年も前から延々と続いていた空港直通の地下鉄の工事、やっと一部完了!
先週末2月12日より、バルセロナ、エルプラット空港からバルセロナ市内まで直通の地下鉄が運転開始しました。

今回開通したのは”Zona Universitat”(どちらかといえばバルセロナの南端?空港よりの地区です)まで。今後徐々にバルセロナの中心部へと伸びていくようです。
ただ途中の駅から、バルセロナの中心に向かう地下鉄一番線(L1)や現時点での終点Zona Universitatで3番線の乗り換えることができます。

気になるお値段は…空港まで片道4.5ユーロ。通常の地下鉄一回券(Billete sencillo)や10回回数券(T-10 )は使うことができないので注意です。

空港から地下鉄で市内まで直行、確かに便利…ではあるのですが、残念ながらバルセロナ
スリが非常に多く大きな荷物を持っての電車の移動はできる限り避けたほうがよいとは思います。(おそらく、私服警官などもある程度は配置されるとは思うのですが)
停車駅もまだそれほど多くないので、今のところ個人的には空港からバルセロナ市内へのアクセスは空港直行のバスが一番お勧めかと・・トランクを置く場所もちゃんとあるし、中心のカタルーニャ広場までも約30分と早いしお値段も地下鉄とあまり変わりません。(バスは片道5.7ユーロ)

もちろん余裕がある方はタクシーが一番です!(市内まで30ユーロ前後)

ただ、近年バルセロナ市内のホテル不足から、空港近辺のエリアにホテルが建設され
いままでは交通の面で不便だったのですが、その意味ではホテルの選択肢が増えて便利になるのかなと思います。

まだ開通したばかりでいろいろと未知数な部分も多いですが、またちかじか実際に乗車した際には感想もお伝えさせていただきますね!

いよいよ始まります!カルナバル2016、一番盛り上がるのは意外な場所!?

スペインのカルナバルといえば、カナリア諸島、カディスのものが盛大で有名なようですが、お祭り好きのスペイン人がこの絶好のチャンスを見逃すはずもなく(笑)。
バルセロナでも毎年、カルナバルの時期(”復活祭の日曜日の40日前に入るまえの週今年は2月10日まで)にはいろいろな場所でイベントが行われます。

明日がカルナバル開始の日なのですが、待ちきれなくなった?!のか、街ではしっかりと仮装をした子供たちを結構みかけました。この時期ならではのほほえましい風景です。

まずはカルナバルが始まる木曜日、”Jueves Lardero”。
カタルーニャでは、代表的な料理であるButiffara(ソーセージ)と、Coca de Lladron(松の実などが入った薄いパイの様なお菓子)を食べてカルナバルの始まりを祝う習慣があるそうで、地区によっては”Butiffarada(ソーセージを通りなどで焼いて皆にふるまうイベント)”を行うところも。

↓こちらが”Coca de Lladron”というお菓子、この時期パン屋さんなどには必ず置いてあるのでおためしください!

ちなみに今年のカルナバルの開催セレモニーは、ピカソ美術館のあるボルネ地区で行われるそうです。”Arribo”と呼ばれるイベントで、きっと仮装した人たちや鼓笛隊でとても賑やかなはず。

2月6日に行われる、カルナバルのメインイベントである”RUA DE CARNAVAL”,カルナバルのパレード。かつては、バルセロナ全体を集結した大きなパレードが行われていたのですが、ここ数年は、各地区のメインストリートでそれぞれの地区が担当して行うという形式になっているようです。
ただほとんどの地区で例外なくパレードが行われるので、散策していると必ず遭遇することは間違いなしです。

パレードなど、カルナバルの期間中のイベントの詳細スケジュールはこちらから
(スペイン語のみになってしまいますが、バルセロナ市のカルナバル特設サイトです)

そして、この期間中、期間を通してお祭りムード満々なのが・・”市場”です。
カルナバル自体が、伝統的な食習慣や食品なしでは成り立たないお祭りということもあり
ほとんどの市場が”仮装大会”状態。
↓こんな感じです。(去年のボケリアのカーニバルの様子)

カーニバルの時期でなくても、熱気があふれ訪れるのが楽しい場所ではありますが
この時期は楽しさ倍増!ぜひ、この時期にバルセロナを訪れる機会があれば、お見逃しなく!