スペインのカルナバルといえば、カナリア諸島、カディスのものが盛大で有名なようですが、お祭り好きのスペイン人がこの絶好のチャンスを見逃すはずもなく(笑)。
バルセロナでも毎年、カルナバルの時期(”復活祭の日曜日の40日前に入るまえの週今年は2月10日まで)にはいろいろな場所でイベントが行われます。
明日がカルナバル開始の日なのですが、待ちきれなくなった?!のか、街ではしっかりと仮装をした子供たちを結構みかけました。この時期ならではのほほえましい風景です。
まずはカルナバルが始まる木曜日、”Jueves Lardero”。
カタルーニャでは、代表的な料理であるButiffara(ソーセージ)と、Coca de Lladron(松の実などが入った薄いパイの様なお菓子)を食べてカルナバルの始まりを祝う習慣があるそうで、地区によっては”Butiffarada(ソーセージを通りなどで焼いて皆にふるまうイベント)”を行うところも。
↓こちらが”Coca de Lladron”というお菓子、この時期パン屋さんなどには必ず置いてあるのでおためしください!
ちなみに今年のカルナバルの開催セレモニーは、ピカソ美術館のあるボルネ地区で行われるそうです。”Arribo”と呼ばれるイベントで、きっと仮装した人たちや鼓笛隊でとても賑やかなはず。
2月6日に行われる、カルナバルのメインイベントである”RUA DE CARNAVAL”,カルナバルのパレード。かつては、バルセロナ全体を集結した大きなパレードが行われていたのですが、ここ数年は、各地区のメインストリートでそれぞれの地区が担当して行うという形式になっているようです。
ただほとんどの地区で例外なくパレードが行われるので、散策していると必ず遭遇することは間違いなしです。
パレードなど、カルナバルの期間中のイベントの詳細スケジュールはこちらから
(スペイン語のみになってしまいますが、バルセロナ市のカルナバル特設サイトです)
そして、この期間中、期間を通してお祭りムード満々なのが・・”市場”です。
カルナバル自体が、伝統的な食習慣や食品なしでは成り立たないお祭りということもあり
ほとんどの市場が”仮装大会”状態。
↓こんな感じです。(去年のボケリアのカーニバルの様子)
カーニバルの時期でなくても、熱気があふれ訪れるのが楽しい場所ではありますが
この時期は楽しさ倍増!ぜひ、この時期にバルセロナを訪れる機会があれば、お見逃しなく!