お金は分けて持ち歩く: とくに
ニセ警察対策として。まず
財布をみせろと警察にいわれることは決してないはずです。財布をみせてしまっても、大金を持っていなければ被害は少なくてすみます。財布にいれるのは多くても100ユーロにしてください。
大金は持ち歩かない: “たまたまその日だけ多額の現金をもっていた”矢先にスリにあったというケスーが結構多いので、必要以上の現金は持ち歩かないように。
重要書類・使わないクレジットカードなどはホテルのセーフティボックスに預ける: パスポートはコピーで通用します。
貴重品からは目・気を離さない: こっちが絶対大丈夫、と思っても。彼らの仕事はまさに瞬間技です。なので貴重品からは決して気と目を離さないでください。荷物を置いたまま席を離れたりするようなことは絶対しないでください。
かばんはふたつき、口がチャックで閉まるものを: ふたのしまらないかばんは避けたほうがいいです。肩掛けかばんの内ポケット(貴重品用)つきが理想的です。
かばんの外ポケットには絶対に貴重品は入れない: 外ポケットには何も入れないほうがいいです。必ずすられます。
かばんはしっかりと身につけておく: バイクによるひったくりもあるようなので、歩道を歩くときはかばんが車道と反対側になるように持って下さい。
荷物は絶対に車の中におきざりにしない: たとえ貴重品でなくとも車の中に荷物を置き去りにするのはあまりおすすめできません。盗難のために窓ガラスを割られるといったこともしょっちゅうです。現地の人は車に荷物をおきっぱなしということはめったにしません。
むこうから声をかけてくる人には警戒する: カタラン人はシャイなのであまり知らない人に話しかけるということはしません。
もちろんこちらから話かければ喜んでのってくれますが、訳もなく親切な人には警戒してください。無視するのが一番無難だと思います。あと日本人による詐欺もあるようなので、相手が日本人だからといって油断はしないでください。
警察官はめったに日本人には職務質問はしない: 警察官を装って、書類確認のふりなどをして貴重品を盗むという手口もあるそうです。まず警察官は英語は話さないです。ちなみに、スペイン人の警察官がこんな風に積極的に仕事をすることもあんまり考えられません。声をかけられたら、わからないフリをするのが一番です。
下鉄は特に乗り降りするときに注意: 地下鉄の乗降口ではかばんはなるべく抱え持つように。電車の乗り降りの瞬間にひったくりされたという話をよく耳にします。

人通りの少ない地域、治安のあまりよくないとされている地域できれば通らないようにする。通るとしても昼間のみにする。
ラバル(Raval)地区: バルセロナ旧市街のメインストリートでもあるランブラス通り(Las Ramblas:ラス・ランブラス)を挟んでちょうどゴシック地区と反対側に位置します。アート系の小さなお店やおしゃれなレストラン、美術館が集まり、みどころはたくさんありますが、少し注意が必要です。最近は、バルセロナ市が率先して地区開発も進み、治安はだいぶ改善されたようです。常に多くの警官が歩き回っているので
昼間は特に問題ないとは思うのですが、夜は人通りの多いところを選んで歩きましょう。
サクラダ ファミリア(Sagrada Familia)周辺: 治安が悪いというわけではないのですが、「スリに注意!!」です。バルセロナの一番の観光名所なので、スリのたまり場にもなっています。写真を撮っているときも、手荷物からは気を離さないでください。できれば食事や買い物はサクラダファミリアのすぐそばではなく、ちょっと離れた場所でしたほうがいいかもしれません。
パセオ デ グラシア(Passeig de Gracia): 高級ブランド店がならぶまさにバルセロナの“銀座”、パセオ・デ・グラシア。思わずウインドウ・ショッピングに夢中になって、手荷物から気持ちが離れがちになってしまいそうになるので、その隙を狙ったスリが多いようです。
サンツ駅(Estació de Sants): 空港直通列車や長距離列車(マドリッドからのAVEもこの駅に到着します)の到着駅であるサンツ駅も、観光客が多いことから、スリやひったくりがよく起こるようです。特にエスカレーターでのスリ(二人組みで一人がいきなりエスカレーターでたちどまり、こちらがあわてている隙をねらって、相方がポケットなどから貴重品を盗む)には注意してください。
カタルーニャ広場(Plaza Catalunya)周辺: バルセロナの中心地点であり、お店やレストランのみならず、平日でもストリート・パフォーマンスがあちこちで行われていて、散歩が楽しい地域ではあるのですが・・・観光客を狙ってのスリとても多いエリアです。特にランブラス通りを歩くときは十分注意してください。
バルセロナ北バスターミナル(Estació del Nord): 長距離バスの停留所ゆえに(とくにジローナ空港からのバスの到着場所なので)観光客が多いことを見込んでか、スリが頻発しているようです。持ち物には十分注意してください。

クレジットカードなど、カード類をとられた場合はカード会社・銀行などに電話をしてカードを無効にしてください。出発前に、連絡先を控えておくことをお勧めします。

警察に届けて“盗難証明書”(Denuncia:デヌンシア)をもらってください。保険を申請する際やトlラベラーチェック、パスポートを再
発行するために必要です。 盗難証明書は基本的にどこの警察でも発行してくれます。なかでも中心街のランブラス通りにある Guardia Urbana(グアルディア・ウルバナ)には英語が話せる警官が常駐している場合もあります。

Guardia Urbana
住所:Calle La Rambla, 43
地図
最寄駅:Drassanes(L3)
電話:092