Tweetyはスペイン猫

日本にいたころから猫は大好きだったので前々から飼いたいな・・と思っていたのですが、一人暮らしをはじめたことをきっかけに今年の4月から猫を飼い始めました。ちなみに品種はGato Europeo(ヨーロッパ猫、といえば”アメリカンショートヘアー”ごとく聞こえはいいのですが、要はこっちの雑種です;)
しかし、猫にもお国柄・・・があるのか、うちの猫のTweetyはかなりスペイン人でおしゃべりが大好き(っていうかよく鳴いている)で一人でいるのが苦手で、いつも誰かのあとを犬のごとくついて歩いてます。

家に帰るときもだいたいはドアのところでまっているし・・朝は目覚まし代わりに決まった時間になると鼻の頭をなめにきます。(っていうか完全に犬・・)
最近のお気に入りは水遊び(っていうかこのくそ寒い中なんで・・・って思うのですが)で、洗面所に水をためてあげると、そこに足を突っ込んで水が動くのをじーっと見ています。でもこれも一人でやるのは嫌いらしく、水遊びがしたくなると”ミャーウ”と、水道に水をためてもらうまで鳴き続け、横で見守ってもらっているのを確認した上で遊び始め、こっちが疲れて場所を離れると水遊びをやめて、後をついてきます。

猫ってインディペンデントな動物だったと思ったんだけど・・(と少なくとも私が日本で飼っていた猫たちは、一人でいるほうが好きでした。)やっぱり、この国にいると動物たちまで人なつっこくなってしまうのかしら・・。

やっぱりCent Focs!

土曜、ひさびさにお気に入りのレストランCent Focsにいってきました。
プラザカタルーニャのすぐそばというめちゃめちゃ便利なロケーション、シンプルでシックな雰囲気、おまけにお料理も、見た目もきれいでおいしい、にもかかわらずお値段がとてもお手ごろ・・・(前菜、メイン、デザート、ワインを頼んでも一人20ユーロ前後・・とってもお手ごろでしょ?)なので私的にはおススメレストランNO1なのですが、問題はいつも混んでいること・・・(やっぱりファンが多いみたいです。)
ただたまたまこの日は、予約をしていなかったにもかかわらずちょうどお客さんの入れ替わりの時間に重なったようで15分ほど待つだけで入れました(ラッキー☆)

ちょっと時間が遅め(11時くらい)だったので軽め夕食にしようとのことでオーダーしたのは Pupurri de Centfocs (前菜の盛り合わせ)、Crema de Verdura (野菜のクリームスープ)とPechuguillta de pollo con salsa roquefort(鶏肉のロカフォート・チーズソース添え)(写真を撮ってみたのですが、携帯電話についているカメラだったのでうまく写っていないかも・・・)

とくにヒットだったのは前菜の盛り合わせ、サラダ、ハモン、チーズ、クロケッタ、カラマリが盛り合わせられていて、二人だとそんなにたくさんのお料理を頼むこともできないので、いろいろな料理を少しずつ楽しめました。(でもこの一皿だけでもかなりの量で、2皿目スープにしておいてよかった・・・)

比較的新しいのでガイドブックには載っていないようなので、観光客らしき人たちは少ないのですが、地元の人たちには大人気です。他の人気レストランに比べると、比較的待ち時間も短いと思うのでおススメです!http://www.centfocs.com/

1年半の夏休み、お別れ会はゲイバーで

友達のLolaが来週から南米に一年間旅行にでかけるとのことで金曜はお別れパーティでした。
彼女は8月で仕事の契約が終わっているので、合計すると1年半の夏休み・・・スペインでは”Ano Sabatico”といって、どこの会社でも1年間休職できるシステムがあって、結構利用している人も多いのです。火曜にはベネズエラに到着なそうで、ベネズエラは夏!”早くビーチでビールが飲みたい!”っていってました;)
お別れ会の場所はなんとゲイバー、ゲイのお兄さんたちが歌を歌ったりちょっとしたお芝居をしたりしてかなり盛り上がりました。このゲイバー el Cangrejo (住所:Calle Monserrat 9)の周辺には個性的な小さいバーが並んでいてバーのはしごをするのも楽しいかも。です。

サルサの前のおやつはBIKINI!

サルサのレッスンの前にいつもメリエンダ(おやつ)によるのがレッスン先のすぐ隣にあるBracafe。チェーンのカフェでスペイン版ドトールです。

そしておきまりのメニューはBIKINI、ハムとチーズのサンドイッチのホットサンド(たぶん専用の機械で
パニー二風にしたもの・・・私って実はパニーに好き?)オリーブオイルでこんがり焼かれてとろけたチーズがおいしいBIKINI、Bracafeでは1ユーロなり。

レッスンが終わったらもうひとつ食べよーっと。夜の12時まで開いているのもうれしい・・・。
お手ごろな値段でおいしいBIKINIのおかげか、このBracafeサルサのレッスンの前はみんなのメリエンダの場所になっています!

←サルサのレッスンの様子@Antilla. Antilla は私的にはバルセロナで一番のサルサクラブです!
http://www.antillasalsa.com/)

Conesa のパニー二・バルセロネーゼ

おいしそうなサンドイッチの写真がずっと以前から気になっていていこういこうと思いつつ中々いけなかった近所のサンドイッチさん”Conesa”

つい最近やっと足を踏み入れたのですが、実は50年の歴史をもつ”行列のできるサンドイッチ屋さんであることが発覚!(もちろん私が行ったサンツ店では行列はみたことがないのですが、カテドラルの側の本店は行列ができることもしょっちゅうのよう。

それもそのはずでサンドイッチのメニューは51種類。ベジタリアンの私にうれしい”Hambruguesa Vegetariana(ベジタリアン・ハンバーガー)”もあってこれがまた、とってもおいしい!いわゆる典型的なフランスパンのサンドイッチとは違って、サンドイッチしたあとにパニー二風にパンがトーストされていてとても香ばしく、カリッとした食感がさらにサンドイッチのおいしさを増す感じです。

バルセロナ散策でちょっとおなかがすいたときにぴったり!です。
サンドイッチエリア”Conesa(コネサ)”
http://www.conesaentrepans.com/

ごキゲンなギリシャレストラン”Dionisos”

Otilliaの展示会のオープニングの
2次会で訪れたギリシャ料理レストランがこれまた個性的・・金曜のよるいきなり10人グループだったので、やっとのことで予約がとれたシウタデリャ公園そばのレストラン”Dionisos”

到着したのが11時近く、みんなかなりおなかがへっていたので、手際よく前菜が運ばれてきたのは良かったのですが、
そのあとなかなかメインが運ばれてこない・・・。とメインかとおもいきや、ウエイターさんたちがお皿を”投げて割るために”と配り始め、何が始まるのだろうと思ってみていると、レストランの真ん中にスペースを作ってウエイターさんたちがギリシアの伝統舞踊(らしきもの)を踊り始めました・・してお客を次々にまきこんでいき、踊りの輪が広がって・・。かなーり盛り上がってきたのは良かったのですが、ウエイターさんたち全員踊りに夢中になってしまってサービスは完全にストップ。
メインが運ばれたのは約1時間半後でした・・・。

まぁお料理はボリューム満点でおいしかったし、ウエイターさんたちはフレンドリーだったし、いっか・・。
と、やっぱり仕事は楽しみながらするのが一番!と踊りに夢中になっているウエイターさんたちを見ながらそう思ったのでした。

このレストラン、まだまだ踊りたい人のために、レストラン終了後はクラブとして営業するみたいです。(仕事が終わったウエイターさん用・・かしら?)スペイン料理もよいけれど、ちょっと違ったものも試してみたいという方にお勧めです。(お料理、伝統舞踊ともにかなーりディープな地中海のフレーバー満点です!)
Restaurante Dionisos (レストラン ディオニソス)
http://www.dionisos-bcn.com/

スペイン人から見た日本@Zenbu gallery

金曜にOtilia(このブログにときどき記事を書いているDiegoの彼女)の写真展のオープニングに行ってきました。日本に住んでいたこともあり、日本が大好きな彼女の作品のテーマはやっぱり”日本”。
彼女が東京を訪れたときの一コマが、彼女らしい”近未来的”なトーンで表現された作品。

彼女にとっては、日本は”夢の中にでてくる”都市なんだそう。そういえばこの間、なぜか話が盛り上がってしまった銀行のコールセンターの男の子もそんなことをいっていたような・・・。彼にとっての”Tokyo”はブレードランナーに出てくるような未来都市だそうで、憧れの土地だそうです。

確かに、いろんな意味でまだまだアナログなスペインに比べればそうかもしれないけれど・・・そんな近未来都市で、だけどある意味無表情な生活が窮屈で逃げ出してきてしまった私にはアナログだけど表情豊かなスペインの生活のほうがずっと居心地がよかったりします。

と、オープニングは大盛況で、ギャラリーのオーナーさんが日本人ということで何人か日本人の方もいらっしゃっていました。バリオ・ゴティコのお茶ものめる素敵なスペースなのでぜひ!http://www.zenbugallery.com