バルセロナでもボジョレヌーボー解禁!今週の木曜はぜひNotiへ!

さて、いよいよ今年もボジョレヌーボー解禁!ということで、フレンチシェフ、クリスチャン クレスピンのお料理が楽しめるレストランNotiで11月19日(今週木曜日)とってもお得な”ワインとシャンパン飲み放題、お料理食べ放題、で40ユーロ”のビュフェ パーティが行われるのでバルセロナにいらっしゃるかたはぜひ!

誰でも気軽に参加できて、パーティなのできっとにぎやかで雰囲気もいいはず。

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有名建築家のFrancesc Pons氏によってデザインされた、エレガントな雰囲気のレストランNoti。
バルセロナのデザイナーやアート関係の人たちもよく顔を出すことで知られているので、ちょっとおしゃれして出かけるといいかも。
(前回も記念日パーティに何も知らずに顔を出したら、思い切り浮いてしまいました。モデルさんやら、ショップのオーナーさんやらおしゃれな人がたくさんで・・。)

レストランNoti
ホームページ http://noti-universal.com/
住所 C/ Roger De Llúria 35

サッカー観戦の腹ごしらえに!タパスバルCasa Lolo(カサ ロロ)

最近急速に国際化の進むタパスバル・・・悲しいかな?うちの近所のバルの90%は中国人経営になってしまっています。高齢化が急速に進むスペイン、仕方ないのかな・・・とか思いつつも(バルの仕事きついですし・・)、このままだとバルセロナ中のタパスバルみんな中国系になってしまいそうな不安も・・。

なので、バルにはいるときにはちょっと敏感になってしまうのですが。(普通のスペイン人の人なら気にならないのかもしれないのですが・・・、やっぱりなんとなくせっかく食べるなら”本場がいい!”と思ってしまいます。)カンプノウそばに住んでいたころによく足を運んでいたバルCasa Lolo(カサ ロロ)バルCasa Lolo(カサ ロロ)は、いまだにお気に入りのバルのひとつです。

↓派手な看板なのですぐにわかります^^;

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特に気に入っているのが内装、バルセロナ出身のデザイナーAlexis Romがデザインしたイラストがあちこちに飾られています。フラメンコ、スパニッシュギター、スペインの食材モチーフ、赤と黄色(スペインの国旗の色ですね)を基調にしたポップなイラストがすごくかわいい。(ちなみにこのデザイナーさんはボケリア市場グッズなんかも作っていて、これもなかなかかわいいです。彼のグッズはボルネ地区のショップCha Chaで買えます)

床にもごみはおちてなくて清潔だし・・・(汚いバルのほうがおいしい、なんていわれたりもしますが・・・やっぱり私は日本人なので、食事する場所はきれいなほうが落ち着いたりします・・)。キッチンもオープンキッチンで、ちゃんと見渡せるので安心です。

このバルは、お料理はちゃんとオーダーがきてから作るのでいつもできたてホカホカ。(バルによっては、できているものをオーダーがきてから暖めるスタイルのところもありますが・・できたてのほうがやっぱりおいしい!)またタパス一皿ごとに小さいグラスのビールがサービスで一杯ついてきます。いまだにバルセロナではこんなサービスをしてくれるバルには出会ったことがないので、それもお気に入りの理由のひとつかも。(私のことを観光客と 間違えてぼったくろうとする場所はゴマンとあるのですが・・・)

↓スパニッシュオムレツ、やっぱりできたてはおいしい!

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観光客というよりは常連さんの多い店なので、ウェイターの方の対応もとっても丁寧。(そしてなかなかイケメン・・・;)

おかげで、平日も日曜も常ににぎわっていて、つい最近は2号店も出されたそうです。(私はまだいってないのですが、ちかじかいってみないと!)

オーナーのフェランさんはレストラン業界一筋のプロ、いまではカサロロの経営を中心にレストラン経営のコンサルの仕事もなさっているそう。Casa Loloをタパス界のハードロックカフェとして全世界に広めることが夢だそうです。

こんなおしゃれでいごこちのいいタパスバルなら絶対日本でもはやりそうなんだけど・・・ということでご興味のあるかたはぜひ!

でもまずはバルセロナにいらっしゃった際にCasa Loloに立ち寄ってみてくださいね!カンプノウから歩いてすぐです。

タパスバル Casa Lolo
住所 Calle Arizala 5-7
ホームページhttp://www.casalolo.com (Alex Romのイラストがいっぱいのホームページです。)

海日和といえばやっぱり・・・

バルセロナは11月にはいったというのにまだまだ20度を超える暖かい日がつづいています。
昼間はほんとにポカポカして、半そででも十分なくらい。今年は果たして冬がやってくるんでしょうか・・。

天気もいいので、海水浴はもうちょっと無理ですが・・。海岸沿いにローラーブレードを走らせるととても気持ちがいいです。

海といえば”シーフードパエリア”が定番なバルセロナですが・・。個人的には小さいころに海の家で食べた”焼きそば”や”カレー”をたべたくなってしまいます・・・。なーんて勝手に思っていたら、見つけました!カレー?と焼きそばのあるレストラン、それもビーチのど真ん中、まさに”海の家”って感じです。
(もちろんロケーションをのぞいてはとってもおしゃれなビーチレストランなのですが・・・)

バルセロネータ海岸にあるカフェ・レストラン”Sal Cafe (サルカフェ)
”にはもちろんパエリアもありますが、お魚やお米料理も豊富で和風なお料理が充実。お昼のメニューには焼きそば((Fideos chinos salteado con verduras)もあります。

↓カレーにかなり似ている(というかほとんど同じで味もにています)ブラジル料理のMoqueca de camarâo

↓焼いたイワシです。パンコントマテがついてきます。

↓さすがに海水浴をしている人はいませんが・・・静かであったかくて気持ちいい秋の海辺です。

キッチンはノンストップで、ちょっと休憩にカフェだけでもOKなのも便利でうれしい。(ビーチにあるレストランはほとんど食事をしないといけない場合が多いので・・)バルセロネータ海岸の特等席、今が一番いい季節かもしれません。(でもほんとに今年はバルセロナに冬が来るのか不安になりつつもある今日この頃です・・・)

Sal Cafe (サルカフェ)<
住所:Passeig Marítim (La Barceloneta) S/N
バルセロネータの砂浜の上です。

スペイン中の名物が楽しめる、サグラダファミリアそばのレストランLa dida

サグラダ ファミリアはもちろんバルセロナを訪れる人にとっては”必見スポット”。だけど以外に周辺においしいレストランが少ないような・・・。というか最近は”ランブラス通り化”しつつあり。観光客をぼったくる
”高くて質の悪い”お店が増えているような気も。意外に、難しい”レストラン探し”。

といっても私自身は、わざわざサグラダファミリアまでごはんを食べにいく必要はあまりないのですが・・・最近、知り合いから教えてもらって気になっているサグラダファミリアそばのレストランが”La dida(ラ ディーダ)””です。

クラシックで高級な感じのレストランで、もちろんお料理も素材もよく・・でお値段ももちろんそれなり・・だったのですが、最近、カジュアルな感じのタパスもはじめたそう。

もともとはかなり気合の入った^^;本格的なカタルーニャ料理が食べられるのレストランとして地元の人たちからは慕われているラ ディーダ

ただメニューには、”Zamoraのチーズ(Zamoraはカスティージャ・レオン地方の街です)”やハモンはチョリソはGuijueloからのもの。(ちなみにGuijueloもカスティージャ・レオン地方の町でハモンの名産地として知られています)などスペインのほかの地方の名物も。

もともとは”牛舎”だった建物をレストランに改築したそうで、サグラダファミリアのすぐそばに牛舎があったなんて、ちょっと想像を超えていますが・・その名残?もあってかお肉料理が一番の自慢だそうです。
(と、私はベジタリアンなのでパスですが、写真をみてると、食べたくなります・・・。)

↓クラッシックな雰囲気のする内装、牛舎というよりは、”お金持ちの農家の食堂”みたいです。

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↓レストラン自慢のステーキ。地元の人たちの一番人気もお肉です。

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ちなみにタパスは・・・ヴァスク地方スタイル、シーフード中心で価格も4ユーロ前後とお手ごろ。ビールまでもちゃんと”Cerveza Gallega(ガリシア地方のビール)”とのこだわりよう。(とホームページでチェックです^^;)

↓こちらはピンチョス、ガリシアの代表的なタパスです。

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サグラダ ファミリアからも徒歩3分なので、観光の際には頼りになりそうなレストランです。
近いうちにガリシアビールを飲みにいかないと・・・”美食”で有名なガリシア、さぞかしビールもおいしいことでしょう!

レストラン La dida (ラ ディーダ)
住所 Roger de Flor 230 (サグラダ ファミリアから2本ほど通りをすすんだところです)

“料理界のダリ”も・・・

一年先まで予約がいっぱいな、バルセロナ郊外(といってもかなり郊外ですが・・・)にある伝説のレストラン El Bulli(エル ブリ)。ミシュランの3つ星も獲得した”エル ブリ”のシェフ、フェラ アドリアは”料理界のダリ”ともいわれ、いまやスペインではかなりカリスマ的存在です。さぞかし華やかしいキャリアを持っているに違いない・・とばかり思っていたのですが。

たまたま、彼のことをネットでしらべていたら、実は私もかつて住んでいた”Hospitalet”の出身。
Hospitaletはお世辞にも高級住宅街とはいえませんが・・、でも庶民的であったかい、まさに”下町”な雰囲気いっぱいの街。なんだか懐かしい雰囲気いっぱいで大好きな街でした。
実はあのFerra AdriaもHospitalet出身だったんだ・・・なんて勝手に親近感を感じてしまいました^^;

Hospitaletで育った彼はその後やっぱりバルセロナ郊外のCastedefells(ウワサによれば、中村選手のすんでいらっしゃる街らしいです。)のホテルで皿洗いをはじめ、でも数年後にはシェフ長になられたそうで。
いまは一コース300ユーロもする(らしい・・です。これもあまりに別世界のことでよく知らないのですが・・・)あのフェラ アドリアが皿洗い・・・とはちょっと想像がつきません。年に半年しかオープンしない彼のレストラン”El Bulli”は、ほんとに予約が困難でお金を払ってもはいれない、そんな彼にもやっぱり下積み時代はあったんですね・・・。

El Bulliの予約を取るのはほとんど不可能だとしても、レストランのプロデュースは積極的に行われているよう。バルセロナ市内でも彼のプロデュースしたレストラン”NHube”(ホテルNHコンスタンサ内、ちなみにこのホテルはFCバルセロナの選手が合宿に使用する御用達ホテルだったりします・・・)ではフェラ アドリア作のメニューが堪能できます。こちらはお値段もぐっとお手ごろ。

↓最近はチョコのプロデュースもなさっているそうです。

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ピカソ、ダリ、ミロ・・・バルセロナの町で世紀の芸術家たちの作品を堪能したあとは、ぜひ”世界を代表する料理家”の味も堪能してください!

レストラン (Nhube:ヌーベ)
住所 Carrer de Déu i Mata 69、ホテルNH Constanza

行列のできるパエリア、今なら空席あり?

ここ1週間でぐっと気温がさがったせいか、海岸で海水浴や日光浴をする人も減ったような・・。

でも個人的には、落ち着いた海岸の風景は大好きです。特に秋の空の色と海のコントラスト、色がずっと夏よりも柔らかくていつまでも眺めていたい気持ちにさせられます。

海岸沿いのレストランも心なしか、夏のころに比べると込み具合はやっと”ひと段落”という感じのよう。
とくに海岸に並ぶレストランの中で、夏はかなりの余裕を持って予約を入れないといつも満席なレストラン”Ca la Nuri(カ ラ ヌリ)”も先週末は、予約をしなくても入れる感じでした。

“海を見ながら食べるシーフードパエリア”はバルセロナの人も大好き、な夏の風物詩。(でも
、考えてみれば、なんてベタな・・・っていう気もしないでもないですが。)
砂浜に並ぶレストランの中でも、ダントツでパエリアのおいしいレストランとして友達の間で評判のCa la Nuriは夏の間は予約なしでいくと待ちは覚悟。そしてゆーっくりと昼ごはんを楽しむスペイン人を待つとなると・・うーん、やめたほうがいいかも・・という結論に。
夏の間はどうも、みなさん海の見えるテラスでは物足りず、海にもっと近い砂浜で食事がしたくなるよう。でももちろんいつも満席なのは”ウワサのパエリア”;)のせいでもあるんでしょうね。

↓一年中海の風景の楽しめる窓際席、冬の海もなかなかです。

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↓砂浜席からのながめ・・・空が秋の色です。

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↓これがウワサのパエリア(一人分15.8ユーロ、二人分より)の写真 by Ca la Nuriファンの友人。職場が近いのでよくいくそうです。平日はそんなに待たなくてすむ、とのこと。

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個人的には、涼しくなってきた秋こそ、秋の風情たっぷりの海岸の風景を楽しみながら、お米料理でスタミナをつけるのにぴったり!と思ったりするのですがどうでしょう・・・。せっかく並ばず楽しめるようなので・・。

私も今年の夏、予約にチャレンジしたのですが見事一度もタイミングが合わず・・・だったのでそろそろ復活戦に挑んでみたいと思ってます!また感想を改めてアップしますね!

レストラン Ca la Nuri playa (カ ラ ヌリ プラヤ)
住所 Passeig Marítim de la Barceloneta 55
(ホテルアーツのすぐそばです)

中心街にも同じレストランの別店があります。もちろん海岸と同じのおいしいパエリアが楽しめます。
ガウディのカサバトリョのすぐそばです!(カサミラからも近い・・です。この二つの建物はご近所さんなので・・)

レストラン Ca la Nuri (カ ラ ヌリ)
住所 Consell de Cent 377

“バルセロナ”な夜を満喫 Cafe da Madeira

バルセロナは治安が悪いから夜は出歩かない・・とのコメントをときどき見かけますェ・・。
ここに住んでる私としては・・・”せっかくバルセロナに来たのに夜であるかないともったいない!”
って感じです。

余暇のことだけを考えながら仕事をしている人たちが80%(や、もっとかも)のお国柄。アフターファイブ(と正しくはセブン、くらいかも知れませんが・・昼休みが長いので)と週末のイベントはかなり充実しています。ヨーロッパからの観光客にはバルセロナに”夜遊びだけ”しにくる人たちもいるくらい・・・。

と、夜の過ごし方にもいろいろあるのですが、私がこっちにきてからしばらくはまっていたのは、ライブめぐり。毎日のようにどこかしらで気軽に楽しめるコンサートが行われていて平日からもよく出歩いていました。音楽のジャンルも、ほんとに多様で、もちろん、フラメンコフュージョン、ラテン、アフリカン、ブラジリアン・・・。、大体の場所ではワンドリンクを飲めば音楽チャージはなし、とか5ユーロとかで、生演奏が楽しめる場所が結構あります。そのお手軽さに、マメに情報チェックして多いときだと毎日どこかに音楽を聞きにに行くなんて事も・・・。

とはいえ、最近は市の騒音に対する規制が厳しくなってきたようで、そんな場所もだんだんと数が少なくなってきているよう・・。

そんなちょっと寂しい状況のなかで、元気に毎日楽しいコンサートを催しているのがカフェ、レストランCafe da Madeira(カフェ ダ マデイラ)です。

もともと音楽大好きなオーナーのJoanさんが、ライブハウスが減りつつあるバルセロナの将来を憂いて?
バルセロナの人たちが気軽に音楽を楽しめるようにと始めたこのカフェ兼ライブスペース。平日は毎日ライブが早めの時間から楽しめます。
(だいたい開始は9時半から10時、ただ木、金は8時から1つ目のグループの演奏が、して日曜は夕方6時からコンサート始まります!。)平日でも次の日のことを心配しすぎずライブが楽しめる時間帯で結構貴重です。

とはいえ、出かけてしまえば平日もなにも関係なくなってしまうのが、スペイン人なので、毎日営業は夜中3時まで。ライブで盛り上がりすぎてお腹がすいた人のためにもキッチンはノンストップでもちろん夜中の3時まで自家製パエリアが食べられます。(タパスも!)

↓この日はラテンのコンサート。演奏しているのはキューバ人?。筋金入りのラテンでした・・・。

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夜中といわずとも、スペインの食事の時間帯になかなかなじめない旅行者の人にとっては、昼夜問わず好きな時間帯にほかほかの出来立てパエリアが食べられる貴重な存在・・。お客さんの顔を見てから作るのでちょっと時間はかかりますが・・魚介類たっぷりのパエリアはなかなか立派・・。

↓Bogavante (たぶん日本語だとイセエビ・・)が立派なパエリアは一人分15.5ユーロ(二人分から)です。
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おいしい食事を楽しんだ後、そのまま同じ場所でコンサート・・・とバルセロナの夜を一件で満喫できてしまうCafe de la madeira。夜の移動がちょっと心配・・でも出かけてみたい・・という方には特にオススメです。(場所も、車と人通りの多い通りに面しているので治安の面でも安心です!)

Cafe da Madeira(カフェ ダ マデイラ)
住所 Via laietana 6(海岸からも程近いです!)

バルセロナで、おいしいサングリアを探すなら・・・

日本では”スペインの代表的な飲み物”としておなじみになった感じのするサングリアサングリア

日本で何軒か訪れたスペイン料理店でも必ず見かけました。

でも逆にバルセロナでは、このサングリア、普通のレストランやバルで置いているところは少ないんです・・・。
(もちろん頼めば作ってはもらえますが、ちょっと高めのレストランとかだと、サングリアなんてオーダーするとけっこう冷たい目でみられるかも・・・です。悲しいかな。)

サングリアはもともとは”安くてまずいワインをなんとか飲む”ために造られたカクテル(まぁ、別にそこまでしてワインを飲まなくても・・とも思いますが・・・)。
こっちの人にしてみれば、わざわざ普通にワインの楽しめるレストランやバルでサングリアを頼む必要はない、という感じのよう。

もちろんランブラス通り周辺にあるいかにも観光客向けのレストランに行けばおいてあることは間違いないのですが・・・。どんなワインが使われていることやら・・。逆に日本のスペインレストランでのむサングリアのほうがおいしいかもしれません。

そんなバルセロナでもおいしいサングリアが昼間から飲める:) 貴重な場所が、ピカソ美術館側のカフェPrincesa 23です。
お酒が大好きなイギリス人オーナーが経営するカクテル専門店なので、お酒の味にはこだわりが。
サングリアだっていわば、れっきとした”カクテル”。オーナー自身がイギリス人で、スペインに来る外国人がサングリアが大好きなのを知っているからか、ここのサングリアは手抜きなし。ただおいしくてのどあたりも軽いのでジュースのようにごくごく飲めてしまうのがちょっと怖いのですが・・・。

↓サングリア、やっぱりタパスにはよく合います・・
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さすが、酒好きが作ったバー。お酒に合うタパスやスナックも充実していて、カフェなので時間帯に関係なく食事や軽食が楽しめるのもとても便利です。

広くて日当たりよくて場所柄か、コスモポリタンな雰囲気がするのもかなり居心地がいいです。
ピカソ美術館を訪れた後、昼間からカフェで一杯サングリア、なんていうのもスペインっぽくていいかもしれません・・・。(ただくれぐれも飲みすぎ注意です・・)

Princesa 23
住所 Calle Princesa 23
(ピカソ美術館から徒歩3分です!)

中心街のオアシス。アンダルシア風パティオのカフェ、Acoma Cafe

暑い—。とはいえ天気がいいので、太陽の下にいるのは気持ちがいいもの。やっぱりみんな同じことを考えるようで・・・。この時期はレストランやカフェはこぞって即席テラス席を設けます。といっても道にパラソルと机といすをならべただけで、もちろん暑さはかわらず・・・。

夏は起きているのもつらいくらい気温の上がるのアンダルシア地方では、ほとんどの家に吹き抜けのパティオ(中庭)があって、夏でも涼しく太陽の下で過ごせるようなのですが・・バルセロナではなかなかそんな場所もなかなか見つかりません。

なので、ボケリア市場のそばにあるAcoma Cafeはかなり貴重な存在。ボケリア市場のすぐ側にあるこのカフェ、小さめのカフェの入り口から奥に入るとアンダルシア風のパティオが広がっています。バルセロナのど真ん中にあるにもかからわらず、パティオまでは騒音もとどかないので、静かでゆったり、です。さすがパティオ、なので、エアコンほど、とまでは行きませんが、涼しくて気持ちいいです。

パティオの壁には、アンダルシア風の陶器が並べられていてなかなかいい感じ。小さな池では亀たちがすずしそうに泳いでいます。。サンタ マリア デル Pi教会をバックにした眺めもなかな絵になります・・。

↓シックな感じの入り口からはパティオがあるなんて気がつかないのですが・・・

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↓アンダルシア風のパティオ、かなーりゆっくりできます。

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夏はやっぱり地元の人たちにもそして観光客にも人気のスポットのよう。
涼しい風に当たりながらパティオで、カフェとともに読書したり、書き物をしたり・・あまりにも居心地がよくえ何時間でもいられそう。ほんとこのゆるーい感じはまさにスペインならではで時間を忘れてしまいそうです。

タパスやサングリアともちろん定番のお料理もあるので、Acoma Cafe ならではアンダルシア風パティオでゆっくりタパスなんていうのもなかなかいいかもしれません;)週末の夕方はバンドもはいってジャズやラテンジャズのコンサートも行われるそう。私も一度いってみるつもりです!

Acoma Cafe
住所 Carrer de Boqueria21、ボケリア市場からランブラス通りを超えて50メートルくらいです。

三ツ星ミシュランシェフのビストロ ”Loidi”

きのう引越しのためにいろいろと整理をしていて見つけた”スペインのミシュランシェフ”の記事。
日本でも有名なSan Pauのシェフと、Alkimiaのシェフと、バスク地方にミシュラン3つ星レストランをもつマルティン べラサテギというシェフが取り上げられていました。

マルティン ベラサテギって名前聞いたことがあるなぁ・・・と思っていたら、以前一度行ったことがあるレストランLoidi(ロイディ)を監修しているミシュランシェフでした・・でも彼のレストランがミシュラン3つ星だとは知らなかった・・。

気になってよくよく調べてみると、このシェフのレストラン”Martin Berasategui”はスペインでも数少ない(たぶんスペイン中で5件以下)3つ星をもつミシュランレストラン。もちろん、かの有名なフェラ アドリアにも負けず劣らずなレベルです。

”知ってればもっとおいしかったかも・・・?”とわけのわからない後悔をしていたのですが、確かに今になってちょっと納得。

このビストロレストランLoidi(ロイディ)は雰囲気はとてもカジュアルだったのですが、お料理は食べるのが惜しくなってしまうほど、とってもきれいで、味も繊細。(やっぱり3つ星シェフによる監修・・・もちろんそのときはそんなことにも気がつかず・・)

↓食べるのがもったいないです・・ほんとに。

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↓モダンでカジュアルな雰囲気のインテリア

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値段も4皿のコースで37ユーロとかなりカジュアル。日本円で5000円以下でミシュランシェフの監修した料理なんて絶対無理・・・(きっと青山や麻布の辺でちょっとご飯したらすぐに超えてしまいますね)なのでそれを考えるとやっぱりお得。

かしこまる必要もなくて敷居の低いカジュアルな雰囲気も逆に私にしてみればありがたいような・・・。バルセロナのど真ん中(ガウディのカサ ミラの目の前!)なので買い物の帰りにちょっとおいしいものが食べたい、と気軽に立ち寄れる、そんな雰囲気です。

季節ごとにコースメニューが変わるようなので、また近いうちに、今度はちゃんとミシュラン三ツ星をじっくり味わいにいってみたいと思ってます!(今度はちゃんと写真もとらないと!)

本格的にこの三ツ星シェフのお料理を味わいたいという方にはLoidi(ロイディ)の目の前にあるLasarte(ラサルテ)というレストランがあります。こっちはミシュランの星もついていて、かなり高級感たっぷり。(私はもちろんいったことがないのですが・・・。)地元からも高い評価を受けているレストランです。