“バルセロナ”な夜を満喫 Cafe da Madeira

バルセロナは治安が悪いから夜は出歩かない・・とのコメントをときどき見かけますェ・・。
ここに住んでる私としては・・・”せっかくバルセロナに来たのに夜であるかないともったいない!”
って感じです。

余暇のことだけを考えながら仕事をしている人たちが80%(や、もっとかも)のお国柄。アフターファイブ(と正しくはセブン、くらいかも知れませんが・・昼休みが長いので)と週末のイベントはかなり充実しています。ヨーロッパからの観光客にはバルセロナに”夜遊びだけ”しにくる人たちもいるくらい・・・。

と、夜の過ごし方にもいろいろあるのですが、私がこっちにきてからしばらくはまっていたのは、ライブめぐり。毎日のようにどこかしらで気軽に楽しめるコンサートが行われていて平日からもよく出歩いていました。音楽のジャンルも、ほんとに多様で、もちろん、フラメンコフュージョン、ラテン、アフリカン、ブラジリアン・・・。、大体の場所ではワンドリンクを飲めば音楽チャージはなし、とか5ユーロとかで、生演奏が楽しめる場所が結構あります。そのお手軽さに、マメに情報チェックして多いときだと毎日どこかに音楽を聞きにに行くなんて事も・・・。

とはいえ、最近は市の騒音に対する規制が厳しくなってきたようで、そんな場所もだんだんと数が少なくなってきているよう・・。

そんなちょっと寂しい状況のなかで、元気に毎日楽しいコンサートを催しているのがカフェ、レストランCafe da Madeira(カフェ ダ マデイラ)です。

もともと音楽大好きなオーナーのJoanさんが、ライブハウスが減りつつあるバルセロナの将来を憂いて?
バルセロナの人たちが気軽に音楽を楽しめるようにと始めたこのカフェ兼ライブスペース。平日は毎日ライブが早めの時間から楽しめます。
(だいたい開始は9時半から10時、ただ木、金は8時から1つ目のグループの演奏が、して日曜は夕方6時からコンサート始まります!。)平日でも次の日のことを心配しすぎずライブが楽しめる時間帯で結構貴重です。

とはいえ、出かけてしまえば平日もなにも関係なくなってしまうのが、スペイン人なので、毎日営業は夜中3時まで。ライブで盛り上がりすぎてお腹がすいた人のためにもキッチンはノンストップでもちろん夜中の3時まで自家製パエリアが食べられます。(タパスも!)

↓この日はラテンのコンサート。演奏しているのはキューバ人?。筋金入りのラテンでした・・・。

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夜中といわずとも、スペインの食事の時間帯になかなかなじめない旅行者の人にとっては、昼夜問わず好きな時間帯にほかほかの出来立てパエリアが食べられる貴重な存在・・。お客さんの顔を見てから作るのでちょっと時間はかかりますが・・魚介類たっぷりのパエリアはなかなか立派・・。

↓Bogavante (たぶん日本語だとイセエビ・・)が立派なパエリアは一人分15.5ユーロ(二人分から)です。
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おいしい食事を楽しんだ後、そのまま同じ場所でコンサート・・・とバルセロナの夜を一件で満喫できてしまうCafe de la madeira。夜の移動がちょっと心配・・でも出かけてみたい・・という方には特にオススメです。(場所も、車と人通りの多い通りに面しているので治安の面でも安心です!)

Cafe da Madeira(カフェ ダ マデイラ)
住所 Via laietana 6(海岸からも程近いです!)

コンデス デ バルセロナからの眺め-バルセロナの初秋の風景

今日は、昨日と一転して、秋を感じさせる一日でした。
日中も涼しくてとても過ごしやすく、夕方はずーっとうちの近所、モンジュイックを散策。とても気持ちよかったです。モンジュイック周辺は、美術館もたくさんあって、緑も多いのでとても散策が気持ちいいです。

でも昨日は、太陽もさんさんと照っていて、かなり暑くてまだまだ夏日・・という感じだったのに、極端な変わりよう・・さすが情熱の国スペイン?です。

友達がホテルコンデス デ バルセロナのテラスからの秋らしい風情のある写真を早速送ってくれました。とってもきれいなので紹介させてもらいますね!空の柔らかい色が・・あぁ秋だなぁ・・っていう感じです。

↓灯りがともっている建物が、カサ ミラです。

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モデルニスモ建築のホテル、コンデス デ バルセロナのテラスはALAIRE (アルアイレ)というレストラン、カフェ、になっていて特にホテルにとまってなくても入れるよう。このテラスは、ガウディのカサ ミラがきっとバルセロナ一きれいに見える場所だと思います。

夜、カサ ミラの眺めとともにテラスのソファでゆっくり・・・とバルセロナでしかできない最高の贅沢・・。たぶん、こんな風にガウディの作品を堪能できる場所も他にないのでは・・と思います。(もちろん、サグラダファミリアの目の前に住んでる・・・とかいうラッキーな個人宅は別にして)

今年は夏、日本に帰っていろいろとバルセロナでできなかったこともあるので・・・シーズンが終わってしまう前に コンデスのテラスも訪れないと・・です!

ホテル コンデス デ バルセロナ (Alaire)
住所 Passeig de Gracia 73-75

バルセロナで、おいしいサングリアを探すなら・・・

日本では”スペインの代表的な飲み物”としておなじみになった感じのするサングリアサングリア

日本で何軒か訪れたスペイン料理店でも必ず見かけました。

でも逆にバルセロナでは、このサングリア、普通のレストランやバルで置いているところは少ないんです・・・。
(もちろん頼めば作ってはもらえますが、ちょっと高めのレストランとかだと、サングリアなんてオーダーするとけっこう冷たい目でみられるかも・・・です。悲しいかな。)

サングリアはもともとは”安くてまずいワインをなんとか飲む”ために造られたカクテル(まぁ、別にそこまでしてワインを飲まなくても・・とも思いますが・・・)。
こっちの人にしてみれば、わざわざ普通にワインの楽しめるレストランやバルでサングリアを頼む必要はない、という感じのよう。

もちろんランブラス通り周辺にあるいかにも観光客向けのレストランに行けばおいてあることは間違いないのですが・・・。どんなワインが使われていることやら・・。逆に日本のスペインレストランでのむサングリアのほうがおいしいかもしれません。

そんなバルセロナでもおいしいサングリアが昼間から飲める:) 貴重な場所が、ピカソ美術館側のカフェPrincesa 23です。
お酒が大好きなイギリス人オーナーが経営するカクテル専門店なので、お酒の味にはこだわりが。
サングリアだっていわば、れっきとした”カクテル”。オーナー自身がイギリス人で、スペインに来る外国人がサングリアが大好きなのを知っているからか、ここのサングリアは手抜きなし。ただおいしくてのどあたりも軽いのでジュースのようにごくごく飲めてしまうのがちょっと怖いのですが・・・。

↓サングリア、やっぱりタパスにはよく合います・・
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さすが、酒好きが作ったバー。お酒に合うタパスやスナックも充実していて、カフェなので時間帯に関係なく食事や軽食が楽しめるのもとても便利です。

広くて日当たりよくて場所柄か、コスモポリタンな雰囲気がするのもかなり居心地がいいです。
ピカソ美術館を訪れた後、昼間からカフェで一杯サングリア、なんていうのもスペインっぽくていいかもしれません・・・。(ただくれぐれも飲みすぎ注意です・・)

Princesa 23
住所 Calle Princesa 23
(ピカソ美術館から徒歩3分です!)